日本橋・京橋の美術展が中止、佐藤由美子が画廊とコラボの作品

【銀座新聞ニュース=2020年4月21日】「東京アートアンティーク実行委員会」は4月23日から25日の3日間、日本橋、京橋などの画廊などで開く予定だった「東京アートアンティーク2020-日本橋・京橋美術まつり」を中止した。

「好きなものに囲まれてー私にもできるアートのある素敵なコーディネート」を題して佐藤由美子さんが画廊とコラボしてウエブ上で発表した作品。

中央区の京橋・日本橋地区には、戦後から古美術、工芸、日本画、近代絵画、彫刻、版画など約150の専門店が営業しており、東京でも銀座に次ぐ「アート密集地」となっている。これらの画廊、美術店が集まって1998年から「日本橋・京橋美術骨董(こっとう)まつり」を毎年1回から2回ほど開いてきた。

2010年からは「東京アートアンティーク-日本橋・京橋美術骨董まつり」とし、過去最大の74店の美術店、画廊などが参加し、2020年も中央区日本橋、京橋地区の美術店、画廊97店(2019年96店、2018年88店、2017年は86店)が参加して、開く予定だった。

しかし、政府が新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐために4月7日に「緊急事態宣言」を発令したため中止を決めた。そこで、東京アートアンティーク実行委員会は空間コーディネーターで「住空間アトリエ ウイング・アス」を主宰する佐藤由美子(さとう・ゆみこ)さんが、参加店に会場と作品を提供してもらい、アートのある空間をコーディネートした作品をウエブ上で発表している。

佐藤由美子さんはインテリアショップ勤務、住設機器メーカー勤務を経て、インテリアコーディネーター、カラーコーディネーターの資格を取得して、整理収納アドバイザーなどとして活動している。整理収納アドバイザー1級、整理収納アドバイザー2級認定講師、整理収納アドバイザーBAV認定講師、インテリアコーディネーター、2級カラーコーディネーター、福祉住環境コーディネーター。