丸善日本橋が佐藤忠雄「木彩画」展、素材選びから仕上げまで1人で

【銀座新聞ニュース=2020年5月21日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は5月20日から26日まで3階特設会場で佐藤忠雄さんによる「木彩画展」を開いている。

丸善・日本橋店で5月26日まで開かれている佐藤忠雄さんの「木彩画展」に展示されている「落葉」。

独自の「木彩(もくさい)画」を描く佐藤忠雄(さとう・ただお)さんが新作を中心に展示している。

佐藤忠雄さんによると、建築材や家具などに使用するには不向きな木、そんな木でも独特の「杢(もく)」が刻まれているものがあり、長い年月に、さまざまな自然環境に耐えたことにより、刻まれたその痕跡は、変化に富み、人間には創造することのできない景色として現れる、という。

「そんな素材の景色を活かしつつ、新たに自然と共に生きる動植物を描くことにより、独自の空間を再構築した絵画を『木を彩る』で『木彩』とした」としている。

佐藤忠雄さんは木が持つ本来の「杢目(もくめ)」を「水のきらめき」や「水の流れ」に見立て、作品と一体化させて描く技法で制作している。素材選びからやすりがけ、下描き、着彩、仕上げ。すべての作業を一貫して一人で行っている。

佐藤忠雄さんは1959年長野県生まれ、1980年からグラフィックアートの制作をはじめ、、自然や動物、鳥などのモチーフを中心にして描き、第1回日本グラフィック展で入選、1996年にアート、クラフト、イラストの制作会社「有限会社ブラスト」を設立、1998年から「木彩」アートの制作をはじめ、2001年から個展を開き、2003年に「ジャパンバードフェティバル ワイルドライフアート展」でコーワプロミナー賞を受賞した。

2006年から「アート工房ブラスト」を主宰し、フリーで活動、2008年から丸善・丸の内本店で個展、2009年から丸善・日本橋店で個展、2010年に第61回全国カレンダー展で日本印刷産業連合会会長賞、葛西臨海水族園で種ラベル画を制作している(以降、毎年)。

開場時間は11時から18時(最終日は15時)まで。当分の間は、営業時間が11時から18時で、日曜日と祝日は休業する。

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