ギャルリー志門が東光会の佐藤京子展

【銀座新聞ニュース=2020年6月15日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル3階、03-3541-2511)は6月15日から27日まで佐藤京子さんによる「小品」展を開く。

ギャルリー志門で6月15日から27日まで開かれる佐藤京子さんの「小品」展に出品される作品。

画家で、「東光会(とうこうかい)」(文京区本駒込5-60-16、セボンアダージオ文京、03-5834-8221)理事、同大分県支部長を務める佐藤京子(さとう・きょうこ)さんが新作を中心に個展を開く。佐藤京子さんの個展は当初、4月27日から5月2日までの予定だったが、新型コロナウイルスの影響で、ギャルリー志門が休廊したことから、6月15日に延期した。

東光会は熊岡美彦(くまおか・よしひこ、1889-1944)らが1932年(昭和7)年に当時の沈滞する画壇に活気を呈するようになればという強いおもいから洋画の任意団体として設立され、1933(昭和8)年2月に東京府美術館(当時)において第1回東光展を開き、以来、2020年まで戦争の影響で1945年、1946年に中止した以外は毎年開いている。

この間、1977年4月に会則が制定され、1979年に社団法人化され、1980年に初代理事長に森田茂(もりた・しげる、1907-2009)が就任し、理念として「自然に学び現代具象絵画を創造する」とし、油彩画、水彩画、版画などの創作を奨励している。

佐藤京子さんは1947年大分県生まれ、1966年に大分県美術展に入選(その後、51年連続出品し、大分県知事賞などを受賞)、1968年に初個展、1969年に第35回東光展に入選(その後、51年連続出品し、2003年に会員賞、2018年に都知事賞などを受賞)、1973年に東光会会員、1985年に水彩連盟会で準会員賞。

1986年に水彩連盟会員、2000年に第32回日展に入選(その後、2019年まで日展に出品、入選を重ねる)、2002年に関西水彩画展で大阪府知事賞、その後、関西水彩画展の審査委員、2005年に英展に招待出品、2012年に第30回記念個展、2019年に上野の森美術館大賞展賞候補、現在、東光会理事、東光会大分県支部長、大分県美術協会委員。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。日曜日は休み。