丸善丸の内で久山一枝「水墨画・水彩画」展、100点

【銀座新聞ニュース=2020年6月17日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は6月17日から23日まで4階ギャラリーで「久山一枝の世界 水墨画×水彩画」を開く。

丸善・丸の内本店で6月17日から23日まで開かれる「久山一枝の世界 水墨画×水彩画」に出品される作品。

水墨画や水彩画で知られる久山一枝(くやま・かずえ)さんが水彩技法書「一本の木から始める水彩スケッチ」(2015年)、「モチーフ別水彩スケッチ攻略法」(2016年)や、「墨技の発見」シリーズの「水を描く」(2017年)、「光を描く」(2018年)の原画を中心に、旅先で描いたスケッチ、それをもとに制作した水墨画作品などおよそ100点を展示する。

久山一枝さんは静岡県生まれ、1967年に東京芸術大学工芸科を卒業、1969年に同大学大学院彫金専攻を修了、「石井幹子デザイン事務所」を経て、1971年に独立して「アトリエ」を設立、宝飾品のデザイン、制作をはじめ、1978年から水墨画を描きはじめ、1990年に日本水墨画賞、1994年に日本クラフト賞を受賞した。現在、「新水墨画協会」を主宰している。

開場時間は10時から21時(最終日は16時)。