丸善丸の内で宮嶋祐一、中沢梓「日本画」展

【銀座新聞ニュース=2020年7月31日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は8月4日まで4階ギャラリーでみやじまゆういちさんと中沢梓さんによる「和の輪を紡ぐ‐日本画二人展」を開いている。

丸善・丸の内本店で8月4日まで開かれているみやじまゆういちさんと中沢梓さんの「日本画二人展」のフライヤー。

「洋画然とした作風ながらも岩絵具の質感にこだわり、視点を変えることで当たり前と思っていた事物をユーモラスかつ感動的に描き出す」(アート・データ・バンク)日本画家のみやじまゆういち(宮嶋祐一)さんと、「武者絵」や「大和絵」など馬や弓をテーマとする人物画や歴史画を描く日本画家の中沢梓(なかざわ・あずさ)さんという「日本画というジャンルに強いこだわりを持ちながら、まったく違う世界観をもつ」2人が創る「和の輪」を楽しめる作品を展示する。

みやじまゆういちさんは1982年石川県金沢市生まれ、2007年に金沢美術工芸大学美術工芸科を卒業、在学中の2005年に日展に初入選、その後、個展を開き、2019年にはマレーシアの「アート・エクスポ・マレーシア(Art Expo Malaysia)2019」に出品している。

中沢梓さんは1984年東京都生まれ、2007年に女子美術大学芸術学部絵画学科日本画専攻を卒業、2009年に同大学大学院美術研究科修士課程美術専攻日本画研究領域を修了、在学中の2008年に「源氏物語一千年記念祭姫君たち展」で優秀賞を受賞した。

2009年に全日本弓道連盟月刊機関誌「弓道」の表紙絵を担当、2010年にドローイング・デッサン・版画コンクールで入選し、銀賞、ロジェ・ブイヨ賞を受賞、2014年に伊勢丹新宿店で個展を開き、2018年に伊勢丹新宿店で二人展、2019年に東武百貨店池袋店で二人展を開いている。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。