ホットペッパー調べ外食6月、市場44%減、回復基調に、単価は上昇

【銀座新聞ニュース=2020年8月4日】大手情報会社のリクルートグループの旅行、レジャー、飲食などの情報サービス会社、リクルートライフスタイル(千代田区丸の内1-9-2、03-6835-1000)の「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメ外食総研」は8月3日に6月の「外食市場調査」を発表した。

飲食店の運営などを手がける浜倉的商店製作所(中央区銀座5-3-9)は8月4日から「ミヤシタパーク(MIYASHITA PARK)」(渋谷区神宮前6-20-10)内に「渋谷横丁」を開業した(画像はイメージ図)。北海道、東北、関東、横浜中華街、北陸、近畿、東海、中国、四国、九州、沖縄、韓国の19の「食市」(店内1200席、テラス350席)を設け、各地の代表的な郷土料理など約2500メニューを提供する。当面の営業時間は11時から23時。

それによると、6月の首都圏・関西圏・東海圏(東名阪)の3圏域の外食市場規模は前年同月比43.9%減の1873億円と4カ月続けて前年を下回ったものの、「3圏域すべてで市場規模の前年比は5割以上となり、3圏域計の前年比が2割台であった4月、5月に比べるとやや持ち直した」(ホットペッパーグルメ外食総研)としている。

外食市場規模は首都圏が1094億円(同47.3%減、7カ月続けて減)、関西圏が544億円(同37.4%減、5カ月続けて減)、東海圏が235億円(同40.2%減、4カ月続けて減)といずれも前年を大幅に下回った。

外食単価は前年比7円プラスの2574円と4カ月ぶりに上昇(同2.7%増)、外食頻度(外食回数)が月3.32回で同0.86回減って4カ月続けて下落、外食実施率は同22.0ポイントダウンの53.8%と7カ月続けて下回った。

また、業態別でも4カ月連続して主要16業態すべてで市場規模が前年比マイナスだが、4月、5月でもっともマイナス幅が大きい飲酒主体業態(同48.5%減、同32.4ポイントアップ)が回復しつつある。

主要16業種(調査は26分類)を対象とした外食市場規模は、増えた業種がゼロで、「居酒屋(焼鳥、串焼き、串揚げなどを含む)」が374億円減の383億円、「和食料理店(すし、割烹、料亭、郷土料理専門店等)」が160億円減の303億円、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」が116億円減の237億円、「フレンチ・イタリアン料理店(ファミリーレストラン以外)」が122億円減の139億円と4業種で減少幅が100億円を超えた。

外食単価は「フレンチ・イタリアン料理店(ファミリーレストラン以外)」が483円高の4613円、「カラオケボックス」が449円高の3296円、「バー、バル、ワインバー、ビアホール、パブ」が400円高の4459円、「焼肉、ステーキ、ハンバーグ等の専業店」が250円高の3701円など10業種が上昇した。

一方で、「スナック、ナイトクラブ、キャバレー」が2723円安の6647円、「中華料理店(ラーメン専業店は除く)」が195円安の2026円、「アジアン料理店」が234円安の2394円など6業種が下落した。

調査は首都圏、関西圏、東海圏の各圏域中心部からの鉄道距離が、おおむね首都圏90分圏、関西圏80分圏、東海圏60分圏の市区町村に住む20歳から69歳までの男女を対象にインターネットによって実施した。

実施時期は事前調査を5月21日から6月1日まで49万1009件を対象に行い、回収数が3万2291件(回収率は6.6%)。本調査は7月1日から8日まで1万3078件を対象に実施し、回収数が1万0315件、回収率は78.9%、有効回答数が1万0186件だった。

本調査での「外食(実施率)」とは、夕方以降の時間帯で店で食事した場合を対象とし、1日2回までの外食を含んでいる。また、2019年4月から調査対象にコンビニなどの「イートイン」の選択肢を追加している。

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