丸善丸の内で日ウクライナ等が動物や郷土の人形展、青の羊、Z・ユリアら

【銀座新聞ニュース=2020年8月18日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は8月19日から9月1日まで4階ギャラリーで「FANTANIMA!」と「MISOROGI」のクロスオーバー展 「Fanみそ!」を開く。

丸善・丸の内本店で8月19日から9月1日まで開かれる「ファンタニマ(FANTANIMA)」と「みそろぎ(MISOROGI)」のクロスオーバー展 「ファン(Fan)みそ!」のフライヤー。

2020年に8回目を迎える、「羽関オフィス」(東村山市久米川町3-27-57、042-395-7547)が主催、企画する、国内外の作家による創作動物人形のイベントが「ファンタニマ(FANTANIMA)」で、同じく2020年に6回目を迎える、「羽関オフィス」が主催、企画する民族と創作の遭遇をテーマに独特の世界観を織りな郷土人形から現代創作までの人形展が「みそろぎ(MISOROGI)」で、今回は特別合同企画展で新作を交えて展示販売する。

「ファンタニマ」はファンタジー(幻想)の「FANT」と、生命を意味する「アニマ」を合わせた造語で、「みそろぎ(MISOROGI)」は「ミソロジー(Mythology、神話)」の当て字としている。

今回、出品するのは郷土人形系では、東京都の古型今戸人形(こけい・いまとにんぎょう)の吉田義和(よしだ・よしかず)さん、香川県の高松宮内張子(たかまつ・みやうち・はりこ)の太田幹子(おおた・みきこ)さん。

テディ・ベアが「ケーズ・ベア・バイ・ケイコ(K’s BEAR by.keiko)」の小野恵子(おの・けいこ)さん、タクト(Takuto)すがわらさん、べあれねっと(Bar Reinett)の真田玲子(さなだ・れいこ)さん。

玩具系が人形作家の平井英一(ひらい・えいいち)さんと、ペイント・衣裳担当の林奈緒美(はやし・なおみ)さんのユニット「セルロイド・ドール(せるろいど・どーる)」、グラスアイが森脇由美子(もりわき・ゆみこ)さん、パペットが劇団「かわせみ座」の代表の山本由也(やまもと・よしや)さん。

創作人形が青の羊(あおのひつじ)さん、亞鳥舎(あとりしゃ)さん、アンダー・ザ・ファーン(under the fern)の羊歯葉子(しだ・ようこ)さん、飯野モモコ(いいの・ももこ)さん、キミコゴンゴン(Kimikogongon)さん、クサボン(くさぼん)さん。

くるはらきみさん、はつじとしゆきさんを代表とする人形制作集団「月光社(げっこうしゃ)」、小林久仁子(こばやし・くにこ)さん、コリスミカ(こりす・みか)さん、柴崎弘子(しばさき・ひろこ)さん、シロ(shiro)さん。

新家智子(しんけ・さとこ)さん、「スタジオ・ヨヨ(studio yoyo)」のスズキ・ヨウコ(Suzuki Yoko)さん、杉田明十志(すぎた・めいじゅうし)さん、高野香織(たかの・かおり)さん、高橋操(たかはし・みさお)さん、所由紀子(ところ・ゆきこ)さん。

中沢忠幸(なかざわ・ただゆき)さん、西村フェリツ(にしむら・ふぇりつ、FELIZ)さん、ノエ(Noe、高橋野枝=たかはし・のえ=)さん、原田万紀(はらだ・まき)さん、風らい坊(ふうらいぼう)さん、「不思議屋(ふしぎや)」のコジマ・チエ(Kojima Chie)さん。

細貝(ほそがい)まいさん、マツモトヒラコ(まつもと・ひらこ)さん、ままごと森(もり)さん、マル(maru)さん、水澄美恵子(みなずみ・みえこ)さん、ミヤタケイコ(みやた・けいこ)さん。

山吉由利子(やまよし・ゆりこ)さん、ゆうさくでげすさん、ゆきちさん、吉村眸(よしむら・ひとみ)さん、よねやまりゅうさん。

海外からはロシアからロマノヴァ・エカチェリーナ(Romanova Ekaterina)さん、ウクライナからズュビャイロヴァ・ユリア(Zyubyairova Julia)さん、「スリズ・スタジオ・ペレスタジオ(Suliz Studio Perestudio)」ブランドのスリズ・タチアナ(Suliz Tatiana)さん、「サミレ(Sa-Mile)」ブランドのミレツカヤ・サシャ(Miletskaya Sasha)さん、レマンス・タイス(Remains Tais)さんで、このうち、スリズ・タチアナさん、ミレツカヤ・サシャさん、レマンス・タイスさんは新作を特別出品する。

羽関オフィスは千葉県船橋市生まれ、学習院大学文学部哲学科を卒業した羽関千恵子(はぜき・ちえこ)さんが1993年に創作人形を扱う「ユーラシア・ドールズ」を設立し、1994年に創作人形情報専門誌「ドール・フォーラム・ジャパン」を季刊で創刊し(2007年に休刊)、現在、羽関オフィスとチーム・コヤーラ事務局の仕事場をギャラリーに改装し、2019年9月から「ノンクプラッツ」として再スタートしている。

開場時間は9時から21時(最終日16時)まで。入場は無料。19日8時45分から丸善・丸の内本店1階正面入口前で購入整理券の抽選を行う。

注:「柴崎弘子」の「崎」は正しくは「大」が「立」です。

注:「高橋操」の「高」と「中沢忠幸」の「沢」は正しくは旧漢字です。名詞は原則として常用漢字を使用しています。