大丸松坂屋画廊で印象派のゲァハルツと写実派のクラッセン展

【銀座新聞ニュース=2020年8月26日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は8月27日から9月2日まで「あなたは印象派? それとも写実派? ダニエル・ゲァハルツv.sニコル・クラッセン」を開く。

大丸松坂屋百貨店の「アールグロリュー ギャラリーオブトーキョー(Artglorieux GALLERY OF TOKYO)」で8月27日から9月2日まで開かれる「ダニエル・ゲァハルツv.sニコル・クラッセン」に出品される「反映」。

大胆に絵具を塗りながらも光の綾まで描く印象派のダニエル・ゲァハルツ(Daniel F. Gerhartz)さんと画中新聞の一文字まで読めそうに描く女流画家のニコル・クラッセン(Nicole Klassen)さんの作品を競演させる。

ダニエル・ゲァハルツさんは1965年アメリカ・ウィスコンシン州生まれ、シカゴのアメリカン・アカデミー・オブ・アートで学び、1992年にノースウェスト・ランデブー展でバイヤーズ・チョイス賞、1993年に国立アカデミー・ウェスタンアート展の油彩画部門で銀賞、オクラホマシティのプリ・デ・ウェスト招待展でノナ・ジーン・ハルゼィのバイヤーズ・チョイス賞(1994年バイヤーズ・チョイス賞、1998年ロバート・ローギード賞、1999年バイヤーズ・チョイス賞)。

2003年に第12回アメリカ油彩画家展でマスター・シグニチャー後援会員優秀賞、2004年に第1回国際ARC(アートリニューアルセンター)サロン・コンペティションでベスト会長賞(2005年に「静物」部門で第1位)、アンドレ・アガシ慈善基金主催チャリティ「子供たちのためのグランド・スラム」招待アーティストとして出品された「希望の贈り物」がオークションで21万ドル(約2100万円)で落札される。

同じく展示されるニコル・クラッセンさんの「夕刊」。

2009年にアートリニューアルセンター(ARC)でチェアマン・チョイス賞、アメリカ油彩画家展マスターシグネチャー部門で優秀賞(2012年、2015年も)、2012年にスコッツデールファインアート展でピープルズチョイス賞、アートリニューアルセンター(ARC)インターナショナルサロンの想像的リアリズム部門で1位(2015年アメリカンアートコレクターマガジン賞)などを受賞している。

ニコル・クラッセンさんは1964年カリフォルニア州サクラメント生まれ、サンノゼ州立大学美術学部を卒業し、1994年に初の個展を開き、2005年に第2回国際ARC(アートリニューアルセンター)サロン・コンペティションで名誉賞などを受賞している。

開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。入場は無料。