丸善日本橋で九谷焼の牟田陽日が「美の器」展

【銀座新聞ニュース=2020年9月8日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(東京都中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は9月9日から15日まで3階ギャラリーで牟田陽日さんによる作品集 「美の器」出版記念展を開く。

丸善・日本橋店で9月9日から15日まで開かれる牟田陽日さんの作品集 「美の器」出版記念展のフライヤー。

九谷焼の女流陶芸家、牟田陽日(むた・ようか)さんが8月18日に「美の器」(芸術新聞社、税別2800円)を刊行したのを記念して、作品集に掲載された瑞獣や、海、花鳥風月、幻想風景などの代表的シリーズを中心に酒器、茶碗、花器など約40点を展示販売する。

「美の器」は龍、獅子、麒麟、鳳凰なとの神獣から自然界の動植物まで、古今東西の図像を再構築した磁器作品を1冊にまとめ、本人による作品解説とコラムを収録している。

牟田陽日さんは1981年東京都生まれ、2008年に英国ロンドン大学ゴールドスミスカレッジファインアート科を卒業、その後ロンドンで個展、2011年にシンガポールでグループ展、「雪のデザイン賞」で入選、2012年に石川県九谷焼技術研究所を卒業、イケヤンオーディションでグランプリ、伊丹国際クラフト展「酒器・酒盃台」で優秀賞、2016年に「第11回パラミタ陶芸大賞展」で大賞などを受賞している。、

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)まで。9日は11時まで購入抽選会を開くため、鑑賞のみの客は入場できない。