資生堂パーラーで上田産葡萄のパフェ、サンドウィッチ、ムース等

【銀座新聞ニュース=2020年9月4日】国内最大の化粧品メーカーの資生堂(中央区銀座7-5-5、03-3572-5111)が運営する「資生堂パーラー銀座本店サロン・ド・カフェ」(中央区銀座8-8-3、東京銀座資生堂ビル、03-5537-6231)は9月30日までシャインマスカットやブドウを使用したパフェやフルーツサンドウィッチなどを提供している。

資生堂パーラー銀座本店サロン・ド・カフェで9月30日まで提供されている「資生堂パーラー物語」。

今回は飯塚果樹園のシャインマスカットとおすすめのブドウ3種を使用したパフェ「「長野県上田市産 シャインマスカットと三種のぶどうパフェ」(税込2200円)、旬のフルーツなど7種類使用し、生クリームと合わせ、軽くトーストしたレーズンパンでサンドしたビタースイートで、千葉県産の「からすざんしょう」の完熟生はちみつ、旬のフルーツコンポートと共に食べられる「フルーツサンドウィッチ“ぶどう”」(1700円)。

飯塚果樹園のブドウを使用して、はちみつのムースとヨーグルト風味のクリームをあしらい、ブドウに見立てたデザート「長野県上田市産ぶどうのムース」(ドリンク付、2100円)、ミニストロベリーパフェ、ミニチョコレートパフェ、ミニカスタードプリン、季節のフルーツ、ブドウゼリー、柿ムース、栗パイを一皿に乗せた平日限定の「資生堂パーラー物語」(ドリンク付、2600円)。

バニラアイスクリーム、アプリコットシャーベット、フランボワーズシャーベットを使用してメレンゲで包み、ブランデーでフランベをして焼き色を付けたワゴンサービスデザート「ベイクド・アラスカ」(ドリンク付、2800円、平日17時からの数量限定)を提供している。

メニューに使われている長野県上田で飯塚芳幸さんが生産しているブドウ。

長野県知事賞7度受賞したブドウ栽培名人といわれる、ブドウ専業農家は飯塚果樹園(長野県上田市保野898、0268-38-2190)を経営している飯塚芳幸(いいづか・よしゆき)さんが生産しているブドウを使ったメニューで、農薬を減らして栽培することが難しいとされるブドウで特別栽培認証を得ており、すべての品種が「日本有機農業生産団体中央会」の特別栽培認証を取得している。

ウイキペディアによると、シャインマスカットは1988年に農研機構(旧農林水産省果樹試験場安芸津支場)において、「ブドウ安芸津21号」と「白南」を交配して育成された品種で、育成地(広島県東広島市安芸津町)では8月中旬に成熟する早生種となっている。

1999年から2002年まで、「ブドウ安芸津23号」の系統名をつけて系適供試し、2003年9月5日に「シャインマスカット」と命名され、ぶどう農林21号として登録されている。

安芸津21号の元となる「マスカット・オブ・アレキサンドリア」は食味、食感がいいのだが、同種を含むヨーロッパブドウは雨の多い地域では実が割れたり、病気になったりしやすく、日本の気候には適しておらず、栽培にはガラス温室などの施設が必要だった。

病害に強く、日本の気候にも耐えられるアメリカブドウは噛み切りにくい触感で、一般的にヨーロッパブドウに比べ食味が劣るとされる。また、「フォクシー香」という独特の香りがある。

これらの欠点を改良すべく、アメリカブドウの中でも糖度の高いスチューベンとマスカット・オブ・アレキサンドリアの交雑を行い、安芸津21号が誕生した。この安芸津21号はマスカット・オブ・アレキサンドリアに似た肉質を持ち、やや大粒であったが、マスカット香とフォクシー香が混ざった、あまりよくない香りを持っていた。

そこで、山梨県の植原葡萄研究所にて誕生した「品質、食味は最高だが、果皮の汚れがひどく諦めた品種」である大粒のヨーロッパブドウである白南を交雑し、マスカット香のみを持つ本品種が誕生した。シャインマスカットを基にした品種改良も日本各地で進められている。

ただ、農研機構は2006年に日本において品種登録を実施したが、輸出を想定していなかったため、国外での品種登録を行わなかった。国外における果物の品種登録は、国内での登録から6年以内に行うことが条約で定められているため、2012年に申請期限を過ぎた。このため、許可などの申請も必要なく合法的に栽培できる状態で、例えば、韓国の金泉市で栽培されたシャインマスカットは日本の3分の1の価格で輸出されている。韓国産シャインマスカットは日本産シャインマスカットよりも安いため、中国で人気となっている。

営業時間は11時から21時。月曜日が休み(祝日は営業)。

コメントは受け付けていません。