フード協、外食8月16%減、感染再拡大で居酒屋は壊滅的、FF洋風が好調

【銀座新聞ニュース=2020年9月26日】一般社団法人「日本フードサービス協会」(港区浜松町1-29-6、浜松町セントラルビル、03-5403-1060)は9月25日に8月の「外食産業市場動向調査」(全店ベース)を発表した。

くず餅・あんみつを製造販売する船橋屋(江東区亀戸3-2-14)は10月15日までコレド室町店(中央区日本橋室町2-2-1、03-5542-1095)で「くず餅乳酸菌入り大人の水羊かん」を販売している。自家製あんこを使用した水羊かんは、乳酸菌「くず餅乳酸菌」入りで、酒を加えてあり、ラムとジンの2種類がある。1個(86グラム)400円(税別)。

8月は、7月から再び拡大し始めたコロナ感染によって、月前半を中心に客足が振るわず、外食全体の売り上げは7月の結果(前年比15.0%減)に及ばず、前年比16.0%減、6カ月連続のマイナスだった。

東京都など自治体が飲酒業態に営業時間短縮を要請したこと、お盆の帰省を自粛する人が多かったこと、小中学校の夏休み期間が短縮されたことなどがマイナス要因としている。

全業態で8月の店舗数は同2.2%減、客数が同18.4%減、客単価が同2.9%増だった。

8月の業態別の売上高では、ファーストフード(FF)業態は業種間で回復に差があったが、テイクアウト・デリバリー需要が好調な洋風に支えられ、全体では3.4%減と、7月(3.6%減)とほぼ変わらず、6カ月連続のマイナスだった。

「洋風」は、キャンペーンなどの好調に加え、コロナ感染の再拡大による巣ごもり需要が続き、ドライブスルーなどでのテイクアウト・デリバリーが好調で、売り上げは8.2%増だった。

「和風」は、都心部での需要の回復が遅れ、売り上げは8.0%減、「麺類」は、引き続き商業施設立地店の回復が遅く、売り上げは19.2%減、「持ち帰り米飯・回転寿司」は、店内飲食の戻りが停滞し、猛暑でシニア層の客足が鈍るなどで、売り上げは8.2%減と7月(5.3%減)より悪化した。

ファミリーレストラン(FR)業態は、月前半を中心に客足が弱く、全体の売り上げが前月(22.6%減)に及ばず、24.9%減、6カ月連続のマイナスだった。

「洋風」は29.1%減、「和風」も29.2%減、「焼肉」も14.4%減と、いずれもコロナ感染の再拡大で例年のお盆や夏休みの需要が激減したことから、回復にブレーキがかかったという。一方、「中華」は、テイクアウト・デリバリー需要の支えもあり、10.3%減と7月並みだった。

パブ・居酒屋業態は飲酒業態が月後半にやや回復傾向がみられたものの、7月からのコロナ感染再拡大の中、飲酒業態への営業時間短縮要請などにより、月前半は多くの店で客足が激減、7月には5割近くまで回復していた業態全体売り上げが59.0%減に落ち、7カ月連続のマイナスだった。「パブ・ビアホール」は63.6%減、「居酒屋」は57.5%減と依然として壊滅的な状況が続いている。

ディナーレストラン業態も、テイクアウト需要の掘り起こしなどで回復傾向のところもあったが、月前半を中心に客足が振るわず、34.9%減、7カ月連続のマイナスと足踏み状態になっている。

喫茶は32.2%減と7カ月続けてマイナスだった。ビジネス街立地での不振が続き、顕著な回復はみられないとしている。

日本フードサービス協会の統計は会員が事業者数が225(2020年7月214、6月203、5月208、4月191、3月203、2月205、1月188、2019年12月191、11月186、10月187、9月189、8月188、7月192、6月193、5月192、4月197、3月196、2月199、1月199)。

店舗数が3万8106店(7月3万7810店、6月3万8139店、5月3万8059店、4月3万7982店、3月3万9165店、2月3万9662店、1月3万5001店、2019年12月3万5583店、11月3万5342店、10月3万5005店、9月3万5237店、8月3万5544店、7月3万5390店、6月3万5617店、5月3万5646店、4月3万5763店、3月3万5798店、2月3万6467店、1月3万6659店)が対象。

内訳はファーストフードの事業者数が57社(7月59社、6月52社、5月54社、4月50社、3月53社、2月55社、1月49社、2019年12月52社、11月50社、10月52社、9月51社、8月52社、7月52社、6月55社、5月57社、4月56社、3月57社、2月57社、1月56社)。

店舗数が2万2070店(7月2万1635店、6月2万1806店、5月2万1703店、4月2万1821店、3月2万1552店、2月2万2261店、1月1万8957店、2019年12月1万9369店、11月1万9273店、10月1万9217店、9月1万9118店、8月1万9275店、7月1万9131店、6月1万9326店、5月1万9370店、4月1万9461店、3月1万9444店、2月1万9913店、1月2万0219店)。

ファミリーレストランの事業者数が59社(7月56社、6月55社、5月56社、4月54社、3月55社、2月55社、1月50社、2019年12月50社、11月50社、10月51社、9月49社、8月49社、7月49社、6月52社、5月50社、4月52社、3月50社、2月57社、1月52社)。

店舗数が1万0161店(7月1万0456店、6月1万0638店、5月1万0753店、4月1万376店、3月1万395店、2月1万534店、1月9556店、2019年12月9601店、11月9667店、10月9338店、9月9569店、8月9646店、7月9578店、6月9749店、5月9667店、4月9629店、3月9622店、2月9838店、1月9770店)。

パブ・居酒屋の事業者数が39社(7月34社、6月34社、5月35社、4月32社、3月36社、2月35社、1月34社、2019年12月33社、11月32社、10月31社、9月34社、8月31社、7月34社、6月35社、5月31社、4月33社、3月33社、2月33社、1月32社)。

店舗数が2404店(7月2334店、6月2305店、5月2332店、4月2476店、3月2849店、2月2771店、1月2326店、2019年12月2254店、11月2253店、10月2198店、9月2401店、8月2312店、7月2366店、6月2335店、5月2317店、4月2366店、3月2395店、2月2378店、1月2296店)。

ディナーレストランの事業者数が33社(7月30社、6月28社、5月32社、4月26社、3月28社、2月29社、1月26社、2019年12月27社、11月26社、10月25社、9月26社、8月25社、7月26社、6月23社、5月25社、4月26社、3月25社、2月25社、1月26社)。

店舗数が1229店(7月1135店、6月1141店、5月1182店、4月1114店、3月1177店、2月1071店、1月983店、2019年12月1046店、11月1032店、10月991店、9月988店、8月1006店、7月911店、6月991店、5月997店、4月1003店、3月999店、2月1010店、1月1007店)。

喫茶の事業者数が21社(7月18社、6月17社、5月16社、4月14社、3月15社、2月14社、1月13社、2019年12月13社、11月12社、10月12社、9月13社、8月15社、7月14社、6月13社、5月13社、4月13社、3月15社、2月14社、1月14社)、

店舗数が2053店(7月2062店、6月2067店、5月1886店、4月2004店、3月2049店、2月1876店、1月2042店、2019年12月2048店、11月1856店、10月2020店、9月2040店、8月2041店、7月2037店、6月2038店、5月2040店、4月2033店、3月2062店、2月2057店、1月2063店)。

外食産業(上場企業)の売上高上位4社の8月の既存店売上高は1位のゼンショーホールディングス(すき家、国内店舗数1943店)が同1.2%減と2カ月ぶりにマイナス、2位のすかいらーく(全グループ、国内外店舗数3222店)が同25.9%減と9カ月続けてマイナス、3位の日本マクドナルド(国内店舗数2910店)が同12.4%増と2カ月続けてプラス、4位のコロワイド(全グループ、国内外2665店)が同29.0%減と6カ月続けてマイナスだった。

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