松屋銀座で孫の日フェア、マルチスツール、革小物、仕立服など

【銀座新聞ニュース=2020年9月29日】国内百貨店業界15位の松屋(中央区銀座3-6-1)が運営する松屋銀座店(中央区銀座3-6-1、03-3567-1211)は9月30日から10月18日まで全館で「孫の日フェア」を開く。

松屋銀座店で9月30日から10月18日まで開かれる「孫の日フェア」で販売される左からペリカンの「ペリカーノ ジュニア万年筆」、ころくやの「孫に甘いフルーツ定期便」、ムネカワの「革小物」。

「孫の日」は10月第3日曜日(2020年は10月18日)の記念日で、1999年に記念日に制定された。日本百貨店協会が「祖父母と孫がコミュニケーションを深める日」として提唱し、日本記念日協会の認定を受けている。

松屋銀座店は「これまでとは少し違った気持ちの今だからこそ、贈り物を通して家族のつながりを確かめ合うお手伝いをしたいという想い」から、「孫の日フェア」を開くことにした。

このため、松屋は9月にインターネットによる調査を実施し(サンプルは400人)、祖父母が孫に贈りたいと考えている「孫の成長につながる贈り物」をキーワードに、孫の成長を願う祖父母の想いを4つのテーマに分け、商品と贈り方を提案する。

1.「成長につながる体験をしてほしい」として、7階リビング売り場でカンディハウス(北海道旭川市永山北2-6、0166-47-1188)の「木育ワークショップ マルチスツールづくり」(税込1万6500円)を販売する。普段、何気なく使っている暮らしの道具がどこから生まれ、どのようにつくられているのかを体験できるプレゼントで、18日14時から工場(旭川)と銀座店をオンラインで結んで、職人から直接てほどきを受けられる。参加できるのは当日、限定5組まで。

2.「ものを継承して使うことを知ってほしい」として、5階紳士雑貨売り場でムネカワ(大阪府大阪市西区江戸堀1-24-12、TAT江戸堀ビル、06-6448-5020)の「革小物」(1万1000円)を販売する。丈夫な革小物は長い間使用することができるが、手入れをしながら「育てる」ことで艶や色の深みが増す「経年変化」も楽しめる。革小物と手入れを通して、長い年月を経てはじめて得られる美しさや、ものを継承することを伝えるプレゼントという。

3.「センスの磨き方・本物を知ってほしい」としては、6階子供売り場でスキャンデックス(中央区築地4-4-12、OS築地ビル)が輸入販売するデンマークのリエンダー(Leander)の「ハイチェア」(3万4100円)を販売する。デザイン性と機能性を兼ね備えた、センスと本物に触れることができるプレゼント。脚板に特別な素材を用いて、子どもの動きを吸収する「しなる」構造と軽量を実現しているが、耐荷重は125キロもあり、大人になっても使い続けることができる。

4.「豊かな感受性を育てて欲しい」として、5階紳士雑貨売り場でスイスの万年筆メーカー、ペリカンの「ペリカーノ ジュニア万年筆」(1760円)を販売する。子ども用、初心者用に作られた「ペリカーノジュニア」は、カラフルで軽い軸体が特徴という。ラバークリップは自然と正しい持ち方になるよう設計されていて、手書きの機会が減っている現代において、万年筆の書き味や文字を手書きすることを通して、孫の感受性を刺激したいプレゼントという。

ほかに「体験型の贈り物」として、5階紳士雑貨売り場でドゥ・ワン・ソーイング(東京本社・渋谷区神宮前6-16-18、サンドー原宿ビル、03?6450?6181)のオーダーシャツブランド「土井縫工所」と松屋のオリジナル紳士服ブランド「アトリエメイド」を組み合わせた「シャツ&スーツ 個室でファーストオーダー」(1万1000円)を販売する。1着ずつ国内工場で作られる日本製のシャツとスーツを、生地から仕立てる体験をプレゼントする。17日、18日の2日間、11時、13時、15時、17時の1日4回、各日限定4組に対して個室でプライベートオーダーを実施する。事前予約制。

また、地下2階生鮮食品売り場では、ころくや(八王子市片倉町452-1、042-637-0002)の「孫に甘いフルーツ定期便」(限定50セット、5400円X4回で2万1600円、送料無料)を販売する。旬のフルーツを定期便にして贈り、日本の四季を味覚で感じてもらうプレゼントで、秋はぶどう、梨を中心とした詰合せ(10月下旬届け予定)、冬はみかん、リンゴを中心とした詰合せ(12月中旬届予定)、春はメロンを中心とした詰合せ(5月下旬届け予定)、夏は桃を中心とした詰合せ(7月下旬届け予定)を贈る。

営業時間は10時から20時。