丸善日本橋が奥泉幸子「樹脂粘土の山野草」展

【銀座新聞ニュース=2020年10月1日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は9月30日から10月6日まで3階特設会場で奥泉幸子さんによる「クレイアートでつくる山野草展」を開いている。

丸善・日本橋店で10月6日まで開かれている奥泉幸子さんの「クレイアートでつくる山野草展」のフライヤー。

クレイアート作家の奥泉幸子(おくいずみ・さちこ)さんが樹脂粘土で作られた野に咲く草花、苔むした盆栽などの作品を展示販売している。

クレイアートは装飾粘土工芸で、石粉粘土やソフト粘土を使って、布のように自在で籐のように編んで作る「焼かない陶芸」とされているもので、つぶしたり、盛り上げたり、くっつけたりという粘土のよさを生かしている。彩色の方法により、陶器、布、皮、籐、木などの風合いを表現することができる。花や雑貨、小物、レリーフ、人形などをさまざまなものが制作されている。

奥泉幸子さんは群馬県渋川市生まれ、1997年から独自のスタイルで教室を展開、花作りや自然を通して、人としての精神(心)を教える。2008年、10年目の節目で書籍「野の花と人間」を出版、2018年には20周年を記念して銀座でも教室を開いている。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は15時)。