丸善丸の内で経塚真代展、人形でも彫刻でもない作品

【銀座新聞ニュース=2020年10月14日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は10月14日から20日まで4階ギャラリーで経塚真代さんによる個展「幾星霜の時をこえて」を開く。

丸善・丸の内本店で10月14日から20日まで開かれる経塚真代さんの個展「幾星霜の時をこえて」に出品される作品。

木粉粘土を素材に、アクリル絵具、岩絵の具などで彩色した、おかっぱ頭で首が長く、なで肩でアンバランスな体型、どこか悲しげな表情をしている、人形でも彫刻でもない作品を制作している造形作家の経塚真代(けいづか・まさよ)さんがこの9年間の作品を展示する。

経塚真代さんは1978年北海道札幌市生まれ、2001年に札幌大谷短期大学油彩専攻科を卒業、2012年から札幌市を中心に個展を開いており、2012年に「モリノカイワニングル大賞」で佳作賞、2013年に第19回真綿ヴィジュアル・アート公募で入選、2013年に第88回道展で入選(以降、毎年出品し、2014年に佳作賞、2017年に会友賞)、2015年に「JR タワーアートボックス(TOWER ART BOX)」で優秀賞などを受賞している。2018年には台湾台北市で個展を開いている。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。