丸善日本橋で馬場弥生、鈴木靖代ら「日本橋動物園」展、花房さくら木彫りも

【銀座新聞ニュース=2020年10月14日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・日本橋店(東京都中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は10月14日から20日まで3階ギャラリーで「現代日本画家が描く日本橋動物園」を開く。

丸善・日本橋店で10月14日から20日まで開かれる「現代日本画家が描く日本橋動物園」に出品される武蔵原裕二さんの「星の部屋」。

日本画家の武蔵原裕二(むさしはら・ゆうじ)さんらが古くから絵画のモチーフとして親しまれた動物、生き物の作品を数多く集めて展示する。また、可愛くユーモラスで見る人を元気にさせる木彫の猫たちを創作する花房(はなふさ)さくらさんの作品も特別に展示する。

今回は「日本橋動物園」と題し、主に愛知県立芸術大学(愛知県長久手市岩作三ヶ峯1-1)出身で、1976年岐阜県生まれ、日本美術院院友の武蔵原裕二さん、1976年愛知県生まれ、日本美術院院友の馬場弥生(ばば・やよい)さん、1989年愛知県名古屋市生まれ、日本美術院院友で、愛知県立芸術大学日本画専攻非常勤講師の鈴木靖代(すずき・やすよ)さん、1986年三重県生まれ、日本美術院院友で、愛知県立芸術大学日本画専攻非常勤講師の森下麻子(もりした・あさこ)さんらが出品する。

また、1985年青森県生まれ、愛知県立芸術大学卒業で彫刻家の花房(はなふさ)さくらさんが木彫の作品を出品する。

愛知県立芸術大学は1966年に開設された公立大学で、日本では初めて、美術学部と音楽学部を備えた公立芸術大学として誕生した。美術学部美術科に絵画専攻、彫刻専攻、デザイン専攻があり、音楽学部音楽科に作曲専攻、声楽専攻、器楽専攻(ピアノコース・弦楽器コース)を設置された。

1970年に大学院修士課程を設置し、1985年に中国・南京芸術学院と学術交流協定を結び、1989年に美術学部にデザイン・工芸科を増やした。1989年9月に法隆寺金堂壁画模写展示館を開館し、2007年に愛知県公立大学法人設立により、法人化した。2009年に大学院博士後期課程を設置している。東京芸術大学、京都市立芸術大学、金沢美術工芸大学とともに「四芸祭」を持ち回りで開いている。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。