サニーヘルス、野菜たくさん朝スープカレーでダイエット効率向上

【銀座新聞ニュース=2020年10月24日】健康食品、美容商品、化粧品などの販売会社、サニーヘルス(中央区八重洲2-1-6、八重洲kビル、03-6701-3000)はこのほど、レポート「あの総理も14キロやせた!朝スープカレーダイエット」を発表した。

一般的なルーを使ったカレーは基本的に高カロリーになりがちなメニューだが、スープカレーなら、味付けこそカレーでも、具だくさんの野菜スープなので、かなりダイエット向きメニューになる。

9月16日に第99代内閣総理大臣に就任した菅義偉(すが・よしひで)首相は、スリムなイメージが定着しているが、実は大幅なダイエット歴があり、10年前の2010年に4カ月間で14キロものダイエットを成功させている。周囲に病気を心配されたという話もあるほどの大きな変化だったようだ。

大の甘党を公言している首相は、どのようなダイエット法で短期間の大幅減量を成功させたのか、しかもその後もどんな方法でリバウンドせずにキープしているのだろうか。

首相が行ったダイエットは、「朝スープカレーダイエット」で、奥さま手製の野菜たっぷりのスープカレーを朝食に食べ、ウォーキングも並行して行ったという。スープカレーだけでなく、納豆やヨーグルト、自家製の野菜ジュースも朝食に取り入れ、この食事を始めてからわずか4カ月間で76キロから62キロにまで落ちた。

●朝スープカレーカレーがダイエットに効く理由

カレーには複数のスパイスが使われているため、体を温める作用の相乗効果があり、しかもどれも血行促進や発汗作用など、ダイエットで重要な代謝に関係するものばかりだ。

一般的なルーを使ったカレーは基本的に高カロリーになりがちなメニューだが、首相のようにスープカレーなら一変してダイエット向きになる。そのポイントは、野菜をたくさん使うことと、朝食に食べることだ。

首相のスープカレーの具材は、鶏肉、にんじん、しめじ、キャベツ、プチトマト、それに旬の野菜と、ヘルシー食材ばかり。味付けこそカレーではあるものの、具だくさんの野菜スープといったところで、これはかなりダイエット向きメニューといえる。

また、昼や夜ではなく、なぜ朝にカレーを食べるのがダイエットによいのだろうか。カレーを食べると体が温まることは誰もが経験的に知っていると思うが、それはスパイスが大きく関わっている。

眠りから目覚める朝は、リラックス時や睡眠中に優位になる副交感神経から活動時の交感神経に切り替わる時間帯だ。この時に血流を促す効果の高いスパイスの入ったカレーを食べることで、交感神経への切り替えを速やかにし、脳も体も目覚めさせる。それにより、体は活性化して、ダイエット効率がアップする。

カレーには複数のスパイスが使われているため、体を温める作用の相乗効果があり、なおかつどれも血行促進や発汗作用など、ダイエットで重要な代謝に関係するものばかり。体が温まることで、冷え性の改善や体温の上昇にも繋がる。朝に食べるのであれば、1日の活動によりエネルギーは消費されやすいので、夕食に食べるよりも太りにくくなる。

●カレー以外のメニューにも注目!

ご飯の量はお茶碗1杯分程度にする。白米よりも栄養価が高い雑穀米や玄米にすると、ダイエット効果が高まる。

首相はスープカレーだけでなく、それ以外のメニューも朝食に取り入れていた。上述したように、納豆、ヨーグルト、それに自家製の野菜ジュースなどだ。納豆やヨーグルトは善玉菌がたっぷり入った「腸活」によい食品だし、野菜ジュースは一時期流行したグリーンスムージーと同様に、ビタミン、ミネラル、食物繊維、酵素をしっかり摂取することができる。

ちなみに市販の野菜ジュースは食物繊維がほとんど含まれていないので、ダイエット効果や腸活効果は期待できない。

スープカレーダイエットというと、スープカレーばかりを毎日食べるような印象があるかもしれないが、首相はあくまでも野菜たっぷりのバランスのよい食事を心掛け、それが大幅減量につながったといえる。

●ダイエット後はどうやってキープしている?

短期間で14キロものダイエットを行うとリバウンドしそうなものだが、首相は10年間ずっとキープし続けている。その秘訣は、1日2回、朝と夜に体重計に乗ること。そして、65キロを超えないように気を付けていると語っている。本来は甘いものが大好きなところを、好きなものを好きなだけ食べていると当然太るため、自分を律し、節制しているようだ。

野菜たっぷりのメニューを毎日食べてはいるものの、首相は実は野菜も好きではないという。自分がどうありたいかを第一に考え実行できるところはさすがといえる。

●朝スープカレーダイエットにトライするなら

1)市販のカレーのルーは脂肪が多く含まれているので、カロリーカットのルーを使ったり、具を炒める油の量を減らしたりと、なるべく脂肪を抑えるようにする。最近、流行している、ルーを使わないスパイスから作るカレーにチャレンジするのもいい。案外簡単だし、大きくカロリーオフすることができる。

2)カレーの具は脂肪分の高い肉は避ける。赤身の肉、皮を除いた鶏肉、豆などを使用し、旬の野菜やきのこをたっぷりと入れたい。

3)ご飯の量はお茶碗1杯分(約150グラム)程度にする。また、白米よりも栄養価が高い雑穀米や玄米にすることで、ダイエット効果が高まる。

首相流のスープカレーダイエットを紹介したが、必ずしもカレーにこだわらずに、野菜をたっぷり使った温かいスープでも大丈夫だ。朝に温かいものを食べ、しかも野菜をたくさん摂ることはダイエットに有効といえる。