丸善丸の内で笹倉鉄平「Xマス」展、欧州各地のXマス風景

【銀座新聞ニュース=2020年11月2日】大手書籍販売グループの丸善CHIホールディングス(新宿区市谷左内町31-2)傘下の丸善ジュンク堂書店(中央区日本橋2-3-10)が運営する丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ、03-5288-8881)は11月4日から10日まで4階ギャラリーで笹倉鉄平さんによる「クリスマスの絵画展」を開く。

丸善・丸の内本店で11月4日から10日まで開かれる笹倉鉄平さんによる「クリスマスの絵画展」に出品される「温もり色に染まって」。

「光の情景画家」といわれる笹倉鉄平(ささくら・てっぺい)さんがヨーロッパ各地のクリスマス・シーズンを描いた、心温まる作品、原画、版画合わせて約60点を展示する。

ウイキペディアによると、笹倉鉄平さんは1954年兵庫県生まれ、1977年に武蔵野美術大学商業デザイン科を卒業、広告制作会社のイラストレーターとなり、1980年に退職し、フリーとして活動をはじめる。主に森永製菓のパッケージイラストをおよそ10年間担当し、1987年から毎日新聞カラー別刷版に月1回連載し、1990年に東京・青山で初の個展を開き、1991年にシルクスクリーンによる作品を発表、1992年にオランダで開かれた花の万博「フロリアード 1992」の記念版画を制作、2000年に「株式会社アートテラス」を設立した。

2001年にイタリア・フィレンツェに架かる1345年に完成された古い橋「ポンテ・ヴェッキオ(Ponte Vecchio)」を描いた作品「祝福」がイタリア・フィレンツェにある「日本文化経済交流協会」の公認作品となり、2004年と2005年にイタリアで個展、2007年に油彩、水彩、スケッチなどを展示する個人美術館「ちいさな絵画館」(兵庫県西宮市能登町11-17、0798-75-240)を設立、 2008年にパリと京都で「日仏交流150周年」などを記念して個展を開いている。

開場時間は9時から21時(最終日は16時)まで。