資生堂がXマスツリーなどに3.7万球、8.5mの木に青の照明も

【銀座新聞ニュース=2020年11月20日】国内最大手の化粧品メーカー、資生堂(中央区銀座7-5-5、03-3572-5111)は11月20日から12月26日まで「資生堂銀座ビル」(中央区銀座7-5-5)で「資生堂冬のイルミネーション」を実施する。

資生堂銀座ビルに飾られる8.5メートルの2本の樹木には医療や介護に従事する人たちへの感謝を示す「ブルーイルミネーション」(イメージ図)。

2013年11月に、ビルの建て替えにより休止していたクリスマスツリーを3年ぶりに復活し、2014年から「冬のイルミネーション」として、ツリーを含めて展示し、今回が7回目になる。通算では1999年から20回目。

2020年のテーマは「感謝」で、全長約45メートルの街路の植栽に沿って計約3万7000球のLED電球を宝石のルビーに見立てて、資生堂のコーポレートカラーである「赤」を表現している。また、高さ約8.5メートルの2本の樹木(種類はレイランディ)には、新型コロナウイルス感染症への対応が長期化する中で治療や予防の最前線で尽力されている医療従事者に向けて感謝と敬意を込めた「ブルーイルミネーション」を灯す。

使用電源も通常の10分の1の1500ワットに抑えており、LED光源は熱が発生しないことから、植物や樹木への影響も少ないとしている。

「ブルーイルミネーション」は2020年3月下旬、新型コロナウイルスの感染症の拡大抑制のため厳しい外出禁止令が布かれていた英国において、医療や介護に従事するすべての人たちへの感謝の気持ちを表すキャンペーンのための青にライトアップされたのが始まりとされている。

点灯時間は16時30分から24時。