【銀座新聞ニュース=2020年11月26日】国内百貨店業界2位の流通グループ、J.フロントリテイリング(中央区八重洲2-1-1)傘下の大丸松坂屋百貨店(江東区木場2-18-11)が運営するアートギャラリー「Artglorieux GALLERY OF TOKYO」(中央区銀座6-10-1、GINZA SIX、03-3572-8886)は11月26日から12月2日までHYKRXさんによる「Solo Exhibition」を開いている。
ストリートアーティストのHYKRX(ひゃくらく、百楽)さんは、手作業で切り抜いた型にスプレーを吹き付ける「ステンシル技法(stencil)」で描いており、「ストリートアートの文脈を引き継ぎながら、情報社会の中で埋もれていく感情を表現している」という。
ブリタニカ国際大百科事典などによると、ステンシル技法とは、型染のことで、型紙の模様を切抜いた部分に染料や絵具を摺り込む染色や版画をいう。
HYKRXさんは略歴を公表していないが、1990年からバンドのフライヤーからはじめ、奈良県を拠点に、多くのミューラル(壁画)を手掛けている。
開場時間は10時30分から20時30分(最終日は18時)まで。