ヴァニラで顔面騎乗の春川ナミオ追悼展

【銀座新聞ニュース=2020年12月20日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は12月22日から2021年1月7日まで「春川ナミオ追悼展-Exhibition in memory of Namio HARUKAWA」を開く。

ヴァニラ画廊で12月22日から2021年1月7日まで開かれる「春川ナミオ追悼展」のフライヤー。

鉛筆で豊満な女性に虐げられる男性を描き続けたイラストレーターの春川ナミオ(はるかわ・なみお、1947-2020年4月24日)は、国内外のアーティストに影響を与え、寺山修司(てらやま・しゅうじ、1935-1983)、団鬼六(だん・おにろく、1931-2011)をはじめ、アメリカの歌手、マドンナ(Madonna Louise Ciccone)さんも自身のインスタグラム(Instagram)でファンであると公言している。

今回は春川ナミオの原画を展示販売し、メモリアルグッズも発売する。春川ナミオの画集(エディシオン・トレヴィル)が新刊される予定としている。

春川ナミオは生前、「この絵は何で描いているのですか?」と聞かれると、「絵を描きはじめた頃は確か鉛筆を使っていたと思います。自分の絵の下手な事を忘れて用具の責任にしていました」という。

ペン、筆、その他、いろいろな用具を使ったが、結局は鉛筆に戻った。「次によく聞かれるのはどうしてお尻を強調して描くのですか?豊満なお尻が好きだから、それだけです」としている。春川ナミオはこれまで何百、何千枚とお尻を中心とした絵を描いてきたが、「どれだけの人が自分の絵を知ってくれているだろうか?おそらく誰も知らないでしょう。それでもこの絵は何十年も生き続けているのです。それは鉛筆と共に心で描いているから」と主張していた。

ウイキペディアによると、春川ナミオは1947年大阪府生まれ、自営業のかたわらSM雑誌などに独特のサディスティックな豊満美女を描き続けてきた。昭和30年代に「奇譚クラブ」の読者投稿欄に投稿し、男性マゾヒズムをテーマにした独特の絵柄でマニアの支持を集め、「奇譚クラブ」からデビューした。

欧米のウェブサイトで春川ナミオの絵を掲載しているアダルトサイトも増え、彼の名前を知らなくても絵は見たことがあるという人はおり、専門サイトも存在している。

マゾの世界を独特のタッチで描いていることで知られ、長らく画業と他の仕事の二足のわらじをはいていたが、晩年は画業に専業していた。雑誌イラスト以外に、AVのパッケージイラストやアドバイザーなども手がけ、よりお尻に密着した創作を続けてきた。

2011年に個展「デカメロン」、2012年に個展「ドミナの園」、2014年に「第2回現代日本のエロティックアート展」、2015年に「マグナマテル(Magna Mater)-豊饒の海」、2017年にヴァニラ画廊で個展「エスプリ」、2019年4月に個展「ビーナス・カリピゲ(VENUS CALLIPYGE、ビーナスのような美しいお尻)」を開いている。

開場時間は12時から19時(最終日は17時)で、入場料は予約が800円、当日券は1000円。会期中は12月31日、1月1日は休み。入場に際してはマスク着用、検温などがある。時間指定有の完全チケット制で、定員制で1時間単位で完全入れ替えとなる。ライブポケット(https://t.livepocket.jp/t/te9i_)を通じて予約する。

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