東宝、映画21年に25本配給、細田守「竜とそばかすの姫」等

【銀座新聞ニュース=2020年12月18日】阪急阪神東宝グループで、国内映画業界首位の東宝(千代田区有楽町1-2-2、03-3591-1221)はこのほど、2021年公開予定の映画作品を発表した。

12月18日から一般公開される「約束のネバーランド」((C)白井カイウ・出水ぽすか/集英社(C)2020 映画「約束のネバーランド」製作委員会)。

2020年11月から2021年中に配給予定(一部は公開中)の25本(2020年当初は28本を予定)と2022年に1本が公開予定となっている。一部の作品は2020年中に公開予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大により、上映が中止された作品も含まれている。

11月から12月に公開(すでに公開した作品を含む)する映画は11月20日の「スタンド・バイ・ミー(STAND BY ME)ドラえもん2」(監督は八木竜一=やぎ・りゅういち=さん)、12月11日の「新解釈・三国志」(監督は福田雄一=ふくだ・ゆういち=さん)、12月18日の「約束のネバーランド」(監督は平川雄一朗=ひらかわ・ゆういちろう=さん)、12月25日の「劇場版ポケットモンスター ココ」(監督は矢島哲生=やじま・てつお=さん)、12月25日の「映画 えんとつ町のプペル」(監督は広田裕介=ひろた・ゆうすけ=さん)の5本。

2021年1月と2月に公開予定の映画は1月23日の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」(総監督は庵野秀明=あんの・ひであき=さん、監督は鶴巻和哉=つるまき・かずや=さんと 中山勝一=なかやま・かついち=さん)、2月19日の「夏への扉-キミのいる未来へ」(監督は三木孝浩=みき・たかひろ=さん)の2本。

3月に公開する予定の映画は3月5日の「映画ドラえもん のび太の宇宙小戦争2021」(監督は山口晋=やまぐち・すすむ=さん)、3月12日の「ブレイブ-群青戦記」(監督は本広克行=もとひろ・かつゆき=さん)、3月19日の「奥様は、取り扱い注意」(監督は佐藤東弥=さとう・とうや=さん)、3月26日の「映画モンスターハンター」(監督はポール・W・S・アンダーソン=Paul W.S. Anderson=さん)の4本。

4月に公開する予定の映画は4月2日の「劇場版シグナル 長期未解決事件捜査班」(監督は橋本一=はしもと・はじめ=さん)、4月16日の「探偵コナン 緋色の弾丸」(監督は永岡智佳=ながおか・ちか=さん)、4月23日の「映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園」(監督は高橋渉=たかはし・わたる=さん)の3本。

5月と6月公開予定が5月公開が決まっている「ヒノマルソウル-舞台裏の英雄たち」(監督は飯塚健=いいづか・けん=さん)、6月公開が決まっている「キャラクター」(監督は永井聡=ながい・あきら=さん)の2本。

初夏公開予定が「シン・ウルトラマン」(監督は樋口真嗣=ひぐち・しんじ=さん)、夏予定が「竜とそばかすの姫」(監督は細田守=ほそだ・まもる=さん)と「僕のヒーローアカデミアTHE MOVIE 3(仮題)」(監督は長崎健司=ながさき・けんじ=さん)、「妖怪大戦争 ガーディアンズ」(監督は三池崇史=みいけ・たかし=さん)の4本。

9月と10月公開予定が9月17日の「マスカレード・ナイト」(監督は鈴木雅之=すずき・まさゆき=さん)、10月の「燃えよ剣」(監督は原田真人=はらだ・まさと=さん)の2本。

ほかに、2021年に公開予定となっているのが「鹿の王」(監督は安藤雅司=あんどう・まさし=さんと宮地昌幸=みやじ・まさゆき=さん)、劇場版「きのう何食べた?」(監督は中江和仁=なかえ・かずひと=さん)、「ゴジラVSコング(GODZILLA VS.KONG、原題)」(監督はアダム・ウィンガード=Adam Wingard=さん)の3本。

2022年に公開予定としては「コンフィデンスマンJP 英雄編」(監督は田中亮=たなか・りょう=さん)が決まっている。

注:「三国志」の「国」、「矢島哲生」の「島」、「広田裕介」の「広」、「原田真人」の「真」はいずれも正しくは旧漢字です。名詞は原則として常用漢字を使用しています。