志門で「ドローイング」準大賞、入選者展、安藤ニキ、石井武志ら18人

【銀座新聞ニュース=2021年1月25日】ギャルリー志門(中央区銀座6-13-7、新保ビル、03-3541-2511)は1月18日から30日まで「Walk the Line vo.7-線に生きる作家たち」を開いている。

ギャルリー志門で1月25日から30日まで開かれる「Walk the Line(ウォークザライン)vo.7-線に生きる作家たち」後期のフライヤー。

「ドローイングとは何か」は審査員で美術評論家の金沢毅さんが中心になって、「ドローイング」を完成された線描画とし、習作や下絵と一線を画した作品を発表する場を公募展として立ち上げ、2010年からはじめ、2020年が9回目になる。

「ドローイング」とは本来、絵の具で面を塗る「ペンチュール(peinture)」とは対照的な画法で、線画、線描画を意味するが、日本の現代美術界では、紙に描いた習作や下絵を「ドローイング」と称することがある。金沢毅さんは「ドローイング」を完成された線描画としてとらえている。

今回は前期と後期に分けて、全体で準大賞と入選者36人が新作を展示する。そのうち、後期として25日から30日まで18人の新作を展示する。出品するのは、第6回、第7回、第8回、第9回に出品した安藤ニキさん、第2回に出品した安藤光さん、第7回に出品した石井武志さん、第7回、第9回に出品した江波戸裕太さん、第2回に出品した大本幸大さん。

第6回に出品した大家泰仁さん、第6回、第7回に出品した岡崎莉望さん、第7回に出品した小倉孝夫さん、第9回に出品した鎌田りんさん、第9回に出品した近藤智恵さん、第7回、第9回に出品した清野和正さん、第3回に出品した竹谷嘉人さん、第4回に出品した富山恵美子さん、第5回に出品したTOMOYA(ともや)さん、第3回に出品した原透さん、第7回に出品した板東瞳さん、第4回、第6回に出品したフジタユウコさん、第6回に出品した吉浦眞琴さん。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)、入場は無料。