ヴァニラでカネコアツシトリビュート展、寺田克也、猫将軍ら24人

【銀座新聞ニュース=2021年3月4日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は3月6日から18日まで「カネコアツシトリビュート展『LOCO! LOCO! LOCO!』を開く。

ヴァニラ画廊で3月6日から18日まで開かれる「カネコアツシトリビュート展『LOCO! LOCO! LOCO!(ロコロコロコ)』のフライヤー。

マンガ家で、イラストレーターのカネコアツシさんが画業29年を迎えるのを記念して、、24人(組)のアーティストが描いたカネコアツシトリビュート作品と、カネコアツシさんの原画作品、描き下ろし作品を「LOCO! LOCO! LOCO(ロコロコロコ)」と題して展示する。

また、限定オリジナルグッズの販売や、オンラインイベントも予定している。

カネコアツシさん以外に出品するのは、1993年大阪府生まれの光宗薫さん、1963年岡山県玉野市生まれの寺田克也さん、人形を制作するクロさんと衣装、写真、アートワークを担当するシロさんの2人ユニット「FREAKS CIRCUS(フリィクスサァカス)」、イラストレーターのSRBGENk(ゲンキ)さん。

1975年東京都生まれのマンガ家、森泉岳土さん、1965年東京都生まれのマンガ家、朝倉世界一さん、1993年生まれ、2015年に第3回ヴァニラ画廊大賞でヴァニラ賞を受賞した田村幸久さん、1986年鳥取県生まれ、イラストレーターとして活動している鈴木旬さん、1982年和歌山県生まれ、イラストレーターの猫将軍さん。

東京都生まれ、イラストレーターの髙橋美貴さん、神奈川県生まれ、イラストレーターのタケウチアツシさん、造形作家の足立我さん、岡山県生まれ、イラストレーターの「Bonney&Bills design works(ボニー&ビルズ・デザインワークス、ken kunihiro=ケン・クニヒロ)」さん、イラストレーターのVINNY’S WORKS(ビニーズワークス)さん。

レザークラフトや絵画などを制作しているGeneral design works(ゼネラル・デザイン・ワークス)さん、デザイナーのCHEE B’oi’(チーボヲイ)さん、ピンストライパー、絵描きのLOU peace design (ロウピースデザイン)さん、インストホラーガレージバンド「Bobby’s bar(ボビーズバー)」のギタリストでイラストレーターのNaoya(ナオヤ)さん。

エアブラシ・アーティストのWino(ワイノ)さん、ペイントで表現するLOWHIDE(ローハイド)さん、デザインアートのPSYCHO GRAFIX(サイコグラフィックス)さん、ハンドルミシン職人の荒井特殊刺繍商店、イラストレーター、グラフィックデザイナーのKurono(クロノ)さん。

ウイキペディアによると、カネコアツシさん(兼子篤)さんは1966年山形県酒田市生まれ、専修大学経済学部経済学科を卒業、1988年に「ラティ・ゲッツ・ニュー・ウエイ(Ratty gets new way)」で「ビッグコミックスピリッツ」新人賞で佳作入選、1990年にアフタヌーン四季賞冬で準入選、筆ペンを使った独特のタッチで、マンガを中心としてCDジャケットのデザイン、イラストの仕事など幅広く活躍している。

「B.Q.」シリーズのうちの1作が映像化され、1998年から2001年にかけて「バンビ(BAMBi)」全6巻を刊行し、映画化が発表されている。2005年には、初めて映画監督、脚本を務めた「蟲」(江戸川乱歩=えどがわ・らんぽ、1894-1965=原作)を含むオムニバス映画「乱歩地獄」が上映されている。

最新作は手塚治虫(てづか・おさむ、1928-1989)のマンガ「どろろ」へのトリビュート作品「サーチアンドデストロイ」(マイクロマガジン社「テヅコミ」に連載中)で、2014年に「ウエットムーン(Wet Moon)」がフランスBD批評家協会賞2014アジア部門グランプリ、「ソイル(SOIL)」がサンマロ文学祭グランプリ・ドゥ・リマージナール(GRAND PRIX DE L’IMAGINAIRE)マンガ部門でグランプリ、2015年に「デスコ」が文化庁メディア芸術祭2015審査委員推薦作品に選ばれている。

開場時間は12時から19時(土・日曜日・最終日17時)で、入場料は予約で800円、当日が1000円。無休。入場に際してはマスク着用、検温などがある。時間指定有のチケット制で、定員制で1時間単位で入れ替えとなる。ライブポケット(https://t.livepocket.jp/t/te9i_)を通じて予約する。