メトロが17000系デビュー記念で24時間券、銀座・東京駅等も発売

【銀座新聞ニュース=2021年3月15日】国内最大の地下鉄会社、東京地下鉄(東京メトロ、台東区東上野3-19-6、03-3837-7077)は3月17日から有楽町線・副都心線の新型車両17000系のデビューを記念して、東京メトロオリジナル24時間券を発売する。

東京地下鉄(東京メトロ)が3月17日から有楽町線・副都心線の新型車両17000系のデビュー記念として発売するオリジナル24時間券。

17000系車両をデザインしたオリジナル24時間券大人用2種類と17000系のデビュー記念専用台紙をセットにし、17日10時から5月9日23時59分までオンラインショップ「メトロの缶詰ANNEX(アネックス)」で先行発売する。金額は1200円(送料は別)。ほかに有楽町線全線開業33周年記念台紙もつく。

24日から5月31日まで銀座駅、東京駅、上野駅、表参道駅、新宿駅、池袋駅のメトロ旅客案内所でも発売する(営業時間は東京駅のみ8時から20時、ほかは9時から17時)。ただし、有楽町線全線開業33周年記念台紙はつかない。

オリジナル24時間券は11月30日までの1日限定で、使用開始(改札通過時)から24時間利用できる。また、有効期限内で使用開始前に限り、1枚につき220円の手数料で払戻しできる。

ウイキペディアによると、17000系電車は有楽町線開業約50周年(1974年に部分開業、1988年に全線開業以来33周年)、副都心線開業約15周年(1987年部分開業、2008年に全線開業)に向け導入された車両で、2020年1月に第1編成が落成後、東京メトロ線と相互直通他社線内で約1年をかけて各種性能試験や乗務員訓練を行い、2021年2月21日より営業運転を開始した。2022年度までに10両編成6本と8両編成15本を導入し、7000系を置き換える予定となっている。

外観は従来の7000系(1974年に営業運転開始)や10000系の特徴だった丸型のヘッドランプを継承しながら、フロントマスクは丸みを帯びたデザインで、車体のラインカラーは副都心線のブラウンをベースとし、有楽町線のラインカラーであるゴールドの細いラインが描かれている。

車内空間もラインカラーのゴールドとブラウンを基調として、つり革にブラウン、シートの背もたれにゴールドを使ったデザインで、貫通引戸や袖仕切り、荷棚に透明な強化ガラスを採用することで車内の開放感を高めている。

東京メトロによると、17000系と7000系を比較すると、冷房能力の向上(48.9キロワットから58.0キロワットに)、座席幅を拡大(430ミリから460ミリに)するなど利用者の快適性を向上している。全車両にフリースペースを設置、車両の床面高さを低減(1200ミリから1140ミリに)し、ドア出入口下部をホーム側に約10度傾斜させるなど、車椅子やベビーカーの利用客に配慮した空間となっている。

生産しているのは、日立製作所笠戸事業所(10両編成)と近畿車輛(8両編成)で、2020年10月1日に日立製作所と共同でグッドデザイン賞を受賞している。

有楽町線は埼玉県和光市の和光市駅から東京都江東区の新木場駅までを結ぶ地下鉄で、東京地下鉄において最初に埼玉県に延伸された路線となっている。東京地下鉄で東京23区外に延びている路線は、有楽町線との重複区間がある副都心線を除くと、有楽町線と東西線のみであり、都営地下鉄も含めた地下鉄全路線でも他に都営新宿線を加えた3路線のみ。

1962年6月の都市交通審議会答申第6号で示された10号線(中村橋-飯田橋-錦糸町間)が、有楽町線計画のルーツだ(同年8月29日の東京都市計画高速鉄道網改訂で、同区間は「8号線」と位置付けられた)。1968年の都市交通審議会答申第10号において、東京8号線(現在の有楽町線)は、「成増及び練馬の各方面より向原及び池袋の各方面を経由し、また、中村橋方面より目白方面を経由し、護国寺、飯田橋、市ケ谷、永田町、有楽町及び銀座の各方面を経て明石町方面に至る路線」として示された。

1972年の都市交通審議会答申第15号で起点側が保谷に変更され、終点側は明石町-湾岸間及び豊洲-東陽町-住吉町-押上-亀有間が追加された。ただし、同答申では保谷-練馬間は西武池袋線を複々線化することが示され、中村橋-護国寺間は削除され、護国寺-目白間が東京12号線(現在の大江戸線)に編入され、志木-向原間は東京13号線(現在の副都心線)として分離された。

このうち小竹向原駅-新木場駅間が有楽町線、練馬駅-小竹向原駅間が西武有楽町線、石神井公園駅-練馬駅間が西武池袋線の線増分(複々線化)としてそれぞれ開業している。

終点側は京葉間の湾岸沿いに海浜ニュータウン付近まで計画されていたが、ほぼ同じルートで計画されていた京葉線が当時は貨物専用線として計画が進行しており、後に旅客線へと用途が変更されたことを受けて有楽町線は新木場まで計画路線を短縮した。

一方、1972年の答申第15号で新たに13号線とされた小竹向原以西は、渋谷駅-池袋駅-小竹向原駅-和光市駅-志木駅のうち池袋駅-小竹向原駅-志木駅間が建設され、このうち小竹向原駅-和光市駅間が有楽町線として、和光市駅-志木駅間が東武東上線の線増分(複々線化)として、それぞれ開業した。13号線の小竹向原駅-池袋駅(新線池袋駅)間は有楽町線新線(現在の副都心線)として1994年に営業開始している。

有楽町線の建設目的の一つには、車体規格が小さく、編成長も短く、輸送力増強に限界のある丸ノ内線の混雑緩和があった。池袋駅の乗り換えが便利であったため、日比谷線に対する千代田線と同様、混雑の緩和に大きく寄与した。

1974年10月30日に池袋駅-銀座一丁目駅間で開業し、7000系5両編成で運行された。1980年3月27日に銀座一丁目駅-新富町駅間を開業し、1983年6月24日に営団成増駅(現地下鉄成増駅)-池袋駅間を開業し、10月1日に西武有楽町線小竹向原駅-新桜台駅間を開業、乗り入れ開始、1987年8月25日に和光市駅-営団成増駅を開業、東武東上線との相互乗り入れを開始(森林公園駅まで)、1988年6月8日に新富町駅-新木場駅間を開業し、全線開業した。2006年9月1日から10000系の営業運転を開始した。

建設費用は総額で4920億円で、駅は24駅あり、営業距離は28.3キロメートル、線路の軌間は1067ミリ(JRの在来線と同じ、新幹線は1435ミリ)、最高速度は時速80キロメートルに設定されている。

副都心線は練馬区の小竹向原駅から渋谷区の渋谷駅を結ぶ東京地下鉄で、鉄道要覧における名称は「13号線副都心線」となっている。1994年12月7日に小竹向原-池袋間を有楽町線新線として開業した。2008年6月14日に池袋駅-渋谷間が開業し、全線が開通し、有楽町線新線を編入した上で和光市-渋谷間を「副都心線」と命名した。

駅は11駅、営業距離は11.9キロメートル、線路軌間は1067ミリで、最高速度は時速80キロメートルに設定されている。2009年6月に東京地下鉄の路線としては14号線以降の路線計画はなく、東京地下鉄では発足の経緯などから、「現段階では副都心線池袋-渋谷をもって地下鉄建設を終了する」としている。

発売数量は1万7000セットを予定しているが、完売した場合、再販もあるとしている。

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