南北社が宮城の思い出写真集、震災前の風景を1冊に

【銀座新聞ニュース=2011年9月30日】南北社(宮城県仙台市青葉区一番町1-12-2、星光堂ビル4階、022-722-2661)は10月1日にみやぎの思い出写真「海と 風と 町と」を発売する。

みやぎの思い出写真「海と 風と 町と」(525円)は「みやぎの思い出写真集制作委員会事務局」(南北社)がまとめた写真集で、東日本大震災前の思い出の町、思い出の海の風景などの写真を掲載している。

プロ、アマを問わず、一般から3195点を提供してもらい、その中から330点の風景を選んでいる。また、裏表紙は真っ白で、「写真集を手にした皆さんそれぞれの心に刻まれた風景を想い描いて」(編集部)ほしいとしている。

全ページカラーで、120ページ。3万2300部は宮城県内の被災者へ無償配布し、9220部は個人、企業で協賛した人たちに配られる。また、この本の販売における利益は全額を義援金として宮城県に寄付される。

10月14日から宮城県内の書店、ローソンで販売され、希望者はHP(http://www.m-omoide.jp)から申し込む。