ソニービルで沖縄の水族館、40種の魚が登場、出張授業も

【銀座新聞ニュース=2011年7月11日】ソニービル(中央区銀座5-3-1、03-3573-2371)は7月18日から8月31日まで「第44回ソニー アクアリウム(44rd Sony Aquarium)-3D沖縄美ら海水族館」を開催する。

ソニービル1階のソニースクエアに大型水槽「ソニーアクアリウム」を設置するのは2011年で44回目となり、「沖縄美ら海水族館(おきなわちゅらうみすいぞくかん)」とソニービルが共同で実施するのは2008年から5回目となる夏のイベントで、2011年は「発見!海の中のドキドキ。」をテーマに開く。また、期間中、ソニービル壁面に太陽電池を設置して自家発電を行う。

「沖縄美ら海水族館」(沖縄県国頭郡本部町字石川424)は、沖縄の海洋博公園内にある水族館で、大水槽を泳ぐジンベエザメや、イルカショーなど、沖縄の有名な観光地となっている。

2005年にアメリカのジョージア水族館が開館されるまでは世界最大規模だったが、現在は世界で2番目の水族館という。特に館内の1階から 2階を貫く「黒潮の海」水槽は、幅35メートル、奥行き27メートル、深さ10メートル、水量7500トンで世界でも有数の大きさを誇っている。

今回も1階のソニースクエアに設置されるのは幅5メートル、総水量14トンの水槽で、サメや1メートルを超えるウツボ、メガネモチノウオ(別名ナポレオンフィッシュ)などが入れ替わり泳ぐ。また、館内にも小型水槽2台を設置し、「イノ一(沖縄の方言で、サンゴ礁に囲まれた浅い海のこと)の生き物」やカクレクマノミ、ヒトデ、ウニ、ナマコなどが見られ、大型、小型の水槽合わせて40種類、1000匹の魚類が登場するという。

大型水槽では、毎日朝と夕方に魚への餌やりを見ることができる。会期中、土・日曜日の14時、15時、16時に沖縄美ら海水族館の飼育員が「水槽内の生き物」について解説する。

8階コミュニケーションゾーン「オーパス」では沖縄の海にすむ生き物の生態を立体ハイビジョン映像で再現する。また、8階オーパスホワイエでは、「プレイステーション(PlayStation)3」を設置して、7月29日から8月31日まで「ソニーアクアリウム(Sony Aquarium)VR黒潮の海」をみることができる。6月30日から7月28日までは2008年から2010年まで「ソニーアクアリウム」で上映された映像を公開している。

8月7日に8階オーパスで「VR黒潮の海で泳ごう」を開く。詳細は未定。

1階から4階のソニーショールームでは「共生」と「七変化」をテーマに、3D「ブラビア」の映像で、沖縄の自然の海にすむ生き物を見ることができる。

会期中の土・日曜日の11時30分から12時30分まで8階オーパスで、小中学生を対象に沖縄美ら海水族館の飼育員が沖縄の海にすむ生物について説明する「沖縄美ら海水族館出張授業」を開く。

テーマは7月23日、7月24日が「イカ・タコ・貝のふしぎな世界」、7月30日、7月31日が「カメは万年ってほんと?ウミガメの生態」、8月6日が「イルカとクジラ、海に住む哺乳類のチャンピオン」、8月13日、8月14日が「ジンベエザメ・マンタの秘密を探る」。

8月20日、8月21日が「クマノミとイソギンチャク 共生生活をおくる海洋生物たち」、8月27日、8月28日が「サンゴは植物それとも動物?」だ。各回とも定員が40組(1組4人まで、20歳以上の保護者同伴)、事前にHP(http://www.sonybuilding.jp/aqua11/)から申し込む。また、当日、立ち見になるが、人数限定で参加もできる。

また、会期中、ソニービル内の店でも沖縄の食材を使った期間限定メニューやスイーツ、かりゆしウェアの販売など沖縄フェアを開催している。

8月27日13時から8階「オーパス」でソニーサイエンスプログラム「発電・蓄電の仕組みを学ぶワークショップ」を開催する。事前にHP(http://www.sonybuilding.jp/aqua11/)から申し込む。

営業時間は11時から19時。屋外に設置する大水槽は23時まで見られる。入場は無料。