マキシムで青木菜穂子、平田耕治、田中伸司がタンゴ

【銀座新聞ニュース=2011年7月27日】東京放送グループ傘下のスタイリングライフ・ホールディングス(渋谷区恵比寿4-3-8、恵比寿イースト438ビル、03-5449-672)の子会社、マキシム・ド・パリ(中央区銀座 5-3-1、ソニービル、03-3572-3621)は7月27日に地下3階のマキシム・バーラウンジで青木菜穂子さんと平田耕治さん、田中伸司さんによるタンゴコンサートを開催する。

タンゴピアノ奏者の青木菜穂子(あおき・なおこ)さん、バンドネオン奏者の平田耕治(ひらた・こうじ)さん、タンゴベース奏者の田中伸司(たなか・しんじ)さんがトリオで出演する。3人ともアルゼンチンでタンゴを学んでおり、現地でも演奏している。

青木菜穂子さんは東京都生まれ、武蔵野音楽大学ピアノ科を卒業、2002年にアルゼンチンにわたり、2003年からブエノスアイレス市立楽団「オルケスタ エスクエラ・ド・タンゴ(ORQUESTA Escuela de Tang)」のメンバーとして演奏、バンドネオン、チェロ、ピアノによる自己のトリオも結成して活動し、2004年に第6回ブエノスアイレス国際タンゴフェスティバルにソロピアノ、歌手サヤカ(Sayaca)さんとのデュオ、オーケストラと3部門で出場した。

2005年に最初のCDを発売し、帰国後、自身のグループを率いて活動、2006年に再びアルゼンチンにわたり、演奏活動を行い、11月に2枚目のCDを発売した。2007年1月にチリで第7回キュンバー・ムンディア(Cumbre Mundia、タンゴフェスティバル)に出場、3月に第9回ブエノスアイレス国際タンゴフェスティバルに出場、2009年にアメリカで公演、3月にバリローチェで第8回キュンバー・ムンディアに出場している。

平田耕治さんは1983年神奈川県横浜市生まれ、洗足学園音楽大学音楽音響デザインコース作曲専攻を卒業した。1996年に13歳でバンドネオンをはじめ、1999年にアルゼンチンにわたり、バンドネオン奏者のカルロス・ラサリ(Carlos Lazzari、1925-2009)らに住み込みで師事し、2005年にシンガポールで演奏した。

2007年にブエノスアイレス市立エスクラ・デ・タンゴのオーディションに合格、入団し、2008年にブエノスアイレスのタンゴショーレストランと専属契約し、2010年にアルゼンチン外務省の後援を受けてヨーロッパ演奏ツアーを行った。

田中伸司さんは高校時代から演奏活動をはじめ、1982年からコントラバスに転向、その後、アルゼンチンに繰り返し訪れて、タンゴを学び、グラナダ国際タンゴフェスティバルにも出演し、多くの音楽家と共演している。

開演時間は19時30分から2回で、音楽チャージは1500円。ジーパンなどのラフな格好では入場できない。