ヤマハで山岡耕作講座、音程、音色、表現力向上へ

【銀座新聞ニュース=2011年8月30日】ヤマハ銀座店(中央区銀座7-9-14、03-3572-3171)は9月3日15時から6階コンサートサロンで山岡耕作さんによる「バイオリン公開講座」を開催する。

東京芸術大学名誉教授の山岡耕作(やまおか・こうさく)さんがバイオリン指導者やバイオリン学習者のために開く公開講座で、「第5回めきめき上達する練習法」と題して、今回もバイオリンを上達するために必要な音程、音色、表現力について、生徒への公開レッスンを通じて指導し、その指導法を公開する。

指導する対象は中学生2人で、受講曲は1人がカール・フレッシュ「ハ長調1番から4番」、クロイツェル「エチュード2番」、モーツァルト「ロンド ト長調」。もう1人がカール・フレッシュ「ニ長調1番から4番」、クロイツェル「エチュード3番」、モーツァルト「バイオリン協奏曲4番 ニ長調第1楽章」を予定している。

山岡耕作さんは高知県宿毛市生まれ、東京芸術大学を卒業、同大学大学院専攻科を修了、1962年に「東京ヴィバルディ合奏団」を結成、コンサートマスターに就任、1967年に旧西ドイツに留学、1973年から1983年まで東京芸術大学の教師によるオーケストラ「芸大フィルハーモニー」の第1コンサートマスターを務めた。

1980年に文化庁在学研修員として1年間ヨーロッパの音楽事情を視察、その後、東京芸術大学教授を経て、現在、東京芸術大学名誉教授、東京音楽大学講師などを務め、日本弦楽指導者協会会長。

時間は15時から約2時間。聴講は定員が90人で、料金は一般が3000円、会員が2500円、高校生以下の学生が2000円。予約、問い合わせはヤマハ銀座店弦楽器売場(03-3572-3188)まで。

注:「山岡耕作」の「作」は正しくは上に「竹かんむり」がつきます。