「ばななとグローブ」渡辺真起子、鈴木光司らもトーク

(過去の記事については劇場名、個人名などを検索すると見られます)
【銀座新聞ニュース=2013年1月30日】バグジン(BAGUJIN)は2月6日と7日に銀座シネパトス(中央区銀座4-8-7先、三原橋地下街、03-3561-4660)で「ばななとグローブとジンベエザメ」の出演者などによるトークショーを開く。

2月2日から銀座シネパトスで一般公開される「ばななとグローブとジンベエザメ」((C)2012「ばななとグローブとジンベエザメ」製作委員会)。

2月6日19時の回上映終了後に、監督の矢城潤一(やぎ・じゅんいち)さん、プロデューサーで主人公「園田敦」の弟「園田崇」役で出演している大城英司(おおき・えいじ)さん、園田敦の隣人「新垣渚」役の渡辺真起子(わたなべ・まきこ)さんが登場する。

2月7日19時の回上映終了後に、作家の鈴木光司(すずき・こうじ)さん、主人公「園田敦」役の中原丈雄(なかはら・たけお)さん、プロデューサーの大城英司さんが登場する。

鈴木光司さんは映画の感想として「息子はいつまでたっても、親父の呪縛(じゅばく)から逃れることができない。だめ親父であればあるほどよけいに」とのコメントを寄せている。

また、2月2日初日10時40分の回終了後に行われる舞台あいさつに、歌手の今井(いまい)ゆうぞうさんがゲスト出演する。

物語は園田敦が15年前に妻の堂本真理子、息子・光司、娘・さつきを捨て、現在は介護を必要とする母の俊江とともに暮らしているところからはじまる。自由奔放に生きる敦と変わって、光司は真面目に勉強して司法試験に合格し、弁護士としての独り立ちを目指して大原文雄の下で働いている。婚約者の山辺倫子との結婚の話が進むにつれ、忘れていた父の存在が浮かび上がってくる。

光司と倫子の結婚式が終わってしばらくの後、敦が外出している間に俊江の容態が悪化し、発見が遅れ、そのまま他界してしまう。敦は葬式に出席せず、働いていた焼肉店の売り上げとともに行方をくらます。その頃、倫子が妊娠したことがわかる。父となることへの期待と不安が入り混じる光司のところにある日、沖縄の警察から連絡が入る。真っ青な空と海が広がる中、光司は父の姿を追う旅に出る。

チケットは当日10時20分から劇場窓口で販売する。料金は一般1800円、大高生1500円、3歳以上中学生まで、シニア1000円。