文春画廊で田中昶恵、井坂健一郎2人展

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【銀座新聞ニュース=2013年8月13日】銀座昶ギャラリー(江戸川区西葛西7-1-13、03-3680-0381)は8月19日から24日まで文芸春秋画廊(中央区銀座5-5-12)で田中昶恵さんと井坂健一郎さんによる「エタニティー(Eternity)」を開く。

8月19日から24日まで文芸春秋画廊で開かれる「エタニティー(Eternity)」に展示される田中昶恵さんの「バラード2013」。

8月19日から24日まで文芸春秋画廊で開かれる「エタニティー(Eternity)」に展示される田中昶恵さんの「バラード2013」。

銀座昶ギャラリーは2010年1月に中央区銀座6丁目に画廊を開いたが、このほど、移転し、油彩画家の田中昶恵(たなか・ひさえ)さんと画家で山梨大学大学院准教授の井坂健一郎(いさか・けんいちろう)さんのマネジメント会社に変わり、その第1弾として文芸春秋画廊で2人展「エタニティー(Eternity、永遠に)」を開く。

田中昶恵さんは主に女性を描いた作品を展示する。井坂健一郎さんは光の中から映し出される世界をデジタルプリントで表現した新作を公開する。

「エタニティー」に展示される井坂健一郎さんの「アナザーワールド-1303」(2013年)。

「エタニティー」に展示される井坂健一郎さんの「アナザーワールド-1303」(2013年)。

田中昶恵さんは東京都生まれ、武蔵野美術短期大学空間演出デザイン専攻を卒業、「フェーマス・アーティスツ・スクール(Famous Artists School)」を卒業、文化服装学院ファッションデザインを修了、1965年に機械商社の「田賀産業」を設立、社長に就任した。

1979年にKFSアートコンテスト賞、1982年に江戸川区美術展賞、1993年に第13回コスモス文学賞ノンフィクション部門で受賞、2004年に明海大学オープンカレッジの押し花講師を務め、2010年に詩画集「金子みすゞ はるかな空へ」を刊行、2011年に「金子みすゞさくら道-本当に薄幸だったのか」を刊行している。

井坂健一郎さんは1966年愛知県稲沢市生まれ、1991年に東京芸術大学美術学部絵画科油画専攻を卒業、在学中より河合塾美術研究所名古屋校油絵科講師を務め、1995年に筑波大学大学院修士課程芸術研究科美術専攻を修了、同大学大学院博士課程芸術学研究科芸術学専攻で単位取得、1999年に山梨大学教育人間科学部講師、2001年に同大学助教授、2007年に同大学准教授、2012年に同大学大学院准教授。

2010年に公益信託大木記念美術作家助成基金を授与され、2012年8月に竣工した一般社団法人白川学館の多目的ホール(祝殿)のトータルデザインを担当、2013年に宮城県仙台市の聖和学園高等学校内に慰霊モニュメント「華心鏡(かしんきょう)」を制作した。

開場時間は11時から19時(最終日は17時)。入場は無料。