丸善丸の内で角野栄子魔女書店、トークショー、サイン会も

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【銀座新聞ニュース=2013年10月18日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は10月14日から11月10日まで3階児童書売り場で「角野栄子魔女書店」を開設している。

丸善・丸の内本店で11月10日まで「角野栄子魔女書店」を開いている角野栄子さん。

丸善・丸の内本店で11月10日まで「角野栄子魔女書店」を開いている角野栄子さん。

「角野栄子魔女書店」は童話、絵本作家の角野栄子(かどの・えいこ)さんの「小さなおばけシリーズ」をはじめ、その著書が刊行年代順に並べられ、思い出のアルバムにあるスナップ写真も展示している。

角野栄子さんは1935年東京都生まれ、早稲田大学教育学部英語英文学科を卒業、出版社勤務を経て、1960年に25歳の時、ブラジルに2年間遊学、1970年にその体験をもとに描いたノンフィクション「ルイジンニョ少年、ブラジルをたずねて」で作家としてデビューし、 1982年に「おおどろぼうブラブラ氏」でサンケイ児童出版文化賞、1984年に「ズボン船長さんの話」と「わたしのママはしずかさん」で路傍の石文学賞、「ズボン船長さんの話」で旺文社児童文学賞、「おはいんなさい えりまきに」でサンケイ児童出版文化賞。

1985年から1986年に「魔女の宅急便」で第23回野間児童文芸賞、第34回小学館文学賞、IBBYオーナリスト文学賞などを受賞、1989年に「魔女の宅急便」が宮崎駿(みやざき・はやお)さんによりアニメ映画化され、その後、「魔女の宅急便」をシリーズ化し、2009年までに6冊が刊行されている。2000年に紫綬褒章(しじゅほうしょう)を受章、現在、日本福祉大学客員教授。

11月4日15時から3階日経セミナールームで角野栄子さんによるトークショーとサイン会を開く。定員100人で、料金は1000円。3階インフォメーションカウンターでイベント参加整理券を販売している。

また、イベント会場内で販売するポプラ社、福音館書店、角川(KADOKAWA)の角野栄子さんの書籍を購入するとサイン会に参加できる。

営業時間は9時から21時まで。トークショー以外は入場は無料。