ヴァニラ画廊で波磨茜也香展、都築響一と対談も

【銀座新聞ニュース=2015年7月6日】ヴァニラ画廊(中央区銀座8-10-7、東成ビル、03-5568-1233)は7月6日から18日まで波磨茜也香さんによる「今、事の重大さに気付きました」を開く。

ヴァニラ画廊で7月6日から18日まで開催される波磨茜也香さんの「今、事の重大さに気付きました」のフライヤー。

ヴァニラ画廊で7月6日から18日まで開催される波磨茜也香さんの「今、事の重大さに気付きました」のフライヤー。

多摩美術大学絵画学科油画専攻を卒業し、2014年の「第2回ヴァニラ画廊大賞展」で大賞を受賞した波磨茜也香(はま・あやか)さんが2014年10月に続いて2回目の個展を開く。

「自分の現状に気付いて無いようでやや気付き始めた波磨の独り善がりで大袈裟な私信。妄想から生まれた毎日のびのびと健(すご)やかに過ごす少女達。大判の油彩から音楽が聞こえてきそうな豊かなドローイングまで」(ヴァニラ画廊)を展示する。

波磨茜也香さんは少女をモチーフにした作品を中心に制作しており、自身が発見、感動したモノやコト、持病などをテーマにした作品制作に取り組んでいる。

波磨茜也香さんは1991年神奈川県横浜市生まれ、2015年3月に多摩美術大学絵画学科油画専攻を卒業している。 2014年に「トーキョーワンダーウォール公募2014」で入選、第2回ヴァニラ画廊大賞で大賞を受賞している。2015年に「2014年度多摩美術大学美術学部卒業制作展・大学院修了制作展」に出品、「東京五美術大学連合卒業・修了制作展」に参加している。

17日19時から20時まで波磨茜也香さんと都築響一(つづき・きょういち)さんによる「波磨茜也香 今日の一枚-毎日誰かに有難う」と題して特別トークイベントを開く。定員は25人で、先着順。入場料は1500円(ワンドリンク付)。

都築響一さんは1956年東京都生まれ、上智大学を卒業、在学中から現代美術・デザイン分野でライターとして活動、卒業後はフリーランスの編集者として「ポパイ」や「ブルータス」(マガジンハウス)などを手がけた。

その後、「東京スタイル(TOKYO STYLE)」(京都書院、後に筑摩書房)を刊行して写真家として活動、1996年に写真ルポルタージュ「珍日本紀行」を雑誌「スパ(SPA!)」に連載、写真集「ロードサイドジャパン(ROADSIDE JAPAN)珍日本紀行」(筑摩書房)が第23回木村伊兵衛(きむら・いへえ)写真賞を受賞した。

波磨茜也香さんが第2回ヴァニラ画廊大賞で大賞を受賞した際に、都築響一さんが審査員を務めている。

開場時間は12時から19時(金曜日20時、土曜日17時)まで。入場は無料。