銀座プレイス、サッポロカフェ、ソニー、純金製品店などが入店

【銀座新聞ニュース=2016年6月16日】サッポロホールディングスグループのサッポロ不動産開発(渋谷区恵比寿4-20-3)はこのほど、9月24日に全面開業する「GINZA PLACE」(中央区銀座5-8-1)のテナントがほぼ固まったと発表した。

9月24日に全面開業する「銀座プレイス(GINZA PLACE)」の完成イメージ。

9月24日に全面開業する「銀座プレイス(GINZA PLACE)」の完成イメージ。

8 階と9階を除いて、各フロアのテナントが決まった。地下1階と地下2階にはサッポログループのサッポロライオンがビヤホール「銀座ライオン銀座プレイス (GINZA PLACE)店」(03-3571-5371)を開店する。地下1階は、酒だけでなく喫茶やランチ、ディナーの食事など1日を通して利用できる「ブラッスリー」フロアで、床面積が187平方メートル(56.75坪)、座席数が91席。

地下2階は開 放的な「ビヤホール」フロアとし、床面積が293平方メートル(88.80坪)で座席数が154席、営業はビルの全面開業前の8月3日からはじめる。

1階は「銀座プレイス(GINZA PLACE)」を共同開発している「優雅なきもの つゞれ屋」が和装小売店を開店する。また、1階の一部と2階は日産自動車がショップやカフェなどの「日産ギャラリー」(店舗名は未定)を開設する。

3階はサッポロ不動産開発がイベントスペース&カフェ「銀座プレイスカフェ(GINZA PLACE CAFE)」(仮称)を開店する。これに伴い、イベント利用者を募集している。

4階から6階に入居するソニーショールームのイメージ。

4階から6階に入居するソニーショールームのイメージ。

4 階から6階は銀座5丁目のソニービルの閉鎖に伴い、ソニーがショールームとストアを運営する。デジタル一眼カメラ、ハイレゾオーディオ、4Kテレビなどソ ニーの最新の機器を展示する。現在のソニービルは2017年3月末に閉鎖される予定で、その後は一時、イベントスペースにし、東京オリンピック終了後の 2020年秋以降に建設に着手し、2022年に新ソニービルを竣工する。

7階はフランスの2つ星のフランス料理店「シュール・ムジュール・ パール・ティエリー・マルクス」(マンダリン・オリエンタル・パリ内)の総料理長、ティエリー・マルクス(Thierry Marx)さんが監修するフランス料理店「グラン・ビストロ・マルクス(GRAND BISTRO MARX()」を展開する。店はガストロノミーレストラン、ビストロ&カフェ、テラスという3つの空間を設置する。運営は日本航空の子会社、ジャルックス (JALUX)が85%、信玄食品が15%出資した合弁会社「ティエリー・マルクス・ジャパン」が担当する。

10階は純金製品の販売と買取の店「SGC」(仮称)がショールームとショップを運営する、。最上階の11階は全国農業協同組合連合会兵庫県本部(JA全農兵庫)が直営する神戸牛の鉄板焼きレストラン「神戸プレジール銀座」を開店する。開店は10月1日になる見通し。

「銀 座プレイス」はサッポロ不動産開発と「株式会社つゞれ屋」が旧「サッポロ銀座ビル」(地上10階、地下4階)の跡地に建設中のビルで、2014年4月に解 体工事に着手し、2015年3月から大成建設が建設し、2016年6月15日に竣工した。こんご、内装に着手し、9月24日に全面開業する。

新ビルは地上11階(建築基準法上は地上12階)、地下2階で、高さが56メートル、延べ床面積が7350平方メートル。