暑いと食べたくなるパクチー、今や国産でエグみもないよ(213)

【tamaoのOL独り言=2016年8月5日】8月になって電車の中は空いてきたけれども、暑い。夏到来ですね。

少しでも涼やかなものをと睡蓮(すいれん)の花です。画力があれば・・・。

少しでも涼やかなものをと睡蓮(すいれん)の花です。画力があれば・・・。

この間の休みの日には隅田川の花火大会があったが、私の地元でも花火大会があり、いつもは日程をずらして開いていた大会が両方とも同時開催され、東の空、西の空に花火が上がる週末だった。でも、やっぱり花火は近くで大音響と共に見るのがいいかな?夏の楽しみですね。

また、夏といえばエスニックな料理を食べたくなるけれど、コリアンダーってお好きですか?パクチーともいってエスニック料理には、欠かせないものなのだけど、このごろスーパーとかでも入手することができるようになりましたね。

クセがあってちょっと苦手だけど、なにげに料理に入っているのを食べたら、前よりそのクセがないような気がしているのは私だけですか?何でかなと思って、スーパーで売っているコリアンダーの生産地を見てみると、日本で作っているんですよ。だから新鮮で、エグい感じがなくなったのかな。

ネットで調べたらなんと東京にはコリアンダー専門店が複数あるそうな。そして、なんとそこではコリアンダーアイス、コリアンダーそばがあるらしい。パクチーモヒートも。日本人って貪欲ね。

名前のとおり、タイ料理にも中国料理にも欠かせない香草で、なんとスペイン料理にも使われているとか。さすがエスニック!そして、そんな人気のためか、農家も生産量を増やしているらしく、また、個人でも自家栽培ができるそうだ。

マイベストコリアンダーは、タイのプーケットの海辺で食べたいわゆるチャーハンにコリアンダーが入っていたもの。暑かったし、泳いだ後でお腹が空いていたせいもあるのかもしれないが、食べて元気になったという印象が残った。

東京でその後何度かタイ料理を食べに行ったけど、あのパクチーの味には出会えてない。まぁ、でも、あの海辺で食べたというのもあるのかもしれないけど。ひと夏の思い出でした(敬称略、中堅企業に勤めるOLのタマオさんが日常の生活について思っていることを不定期に書きます。注書きは著者と関係ありません)。

編集注:「コリアンダー」はセリ科の1年草で、一般には、英語に従って、果実や葉を乾燥したものを香辛料として「コリアンダー」(coriander)と呼び、1990年代頃からいわゆるエスニック料理の店が増えるとともに、生食する葉を指して「パクチー」と呼ぶことが多くなった。また、中華料理に使う中国語由来で生菜を「シャンツァイ」(香菜)と呼ぶこともある。中華料理にも使われることから、俗に「中国パセリ」とも呼ばれるが、パセリとは別の植物である。

地中海東部原産で、各地で古くから食用とされてきた。高さは25センチ程度で、葉や茎に独特の芳香があり、熟した果実にはレモンにも似た香りがある。古代ローマの博物学者、政治家、軍人のガイウス・プリニウス(Gaius Plinius Secundus、22-79)の博物誌には、品質のいいコリアンダーはエジプト産という記述があり、古代エジプトでは、調理や医療に用いられていた。古代ギリシャや古代ローマでは、よく用いられた薬草のひとつとされている。イギリスへはローマ人からもたらされ、アメリカへはイギリスからの最初の移住者が伝えたとされる。

葉は主に薬味として利用され、ピネン、デカナール、ノナナール、リナロールなどに由来する独特の風味があるため、人によって好き嫌いが大きく分かれる。ピネンなどのモノテルペン類は蒸散しやすく、乾燥に弱いため、乾燥コリアンダーリーフとして売られている商品には独特の香りはほとんどなく、生葉の代用品にはならない。栄養価の点では、生の葉は「L-アスコルビン酸(ビタミンC)」を比較的豊富に含んでいる。