リコー画廊で銀城アトム「パリ」展

【銀座新聞ニュース=2016年8月21日】リコー(中央区銀座8-13-1、03-6278-2111)グループのリコーイメージング(板橋区前野町2-35-7)が運営するギャラリー「リコーイメージングスクエア銀座」(中央区銀座5-7-2、三愛ドリームセンター、03-3289-1521)は8月24日から10月2日まで8階ギャラリーゾーン「A.W.P」で銀城アトムによる写真展「巴里好日-14年間のまなざし」を開く。

リコーイメージングスクエア銀座で8月24日から10月2日まで開かれる銀城アトムさんの写真展「巴里好日-14年間のまなざし」に出品される作品((C)ATOM GINJYO)。

リコーイメージングスクエア銀座で8月24日から10月2日まで開かれる銀城アトムさんの写真展「巴里好日-14年間のまなざし」に出品される作品((C)ATOM GINJYO)。

フランス・パリに14年間暮らして活動した写真家、銀城アトム(ぎんじょう・あとむ、1951-2005)が撮影したパリをテーマとしたモノクロ作品約30点を展示販売する。銀城アトムは写真で新しい世界に出会いたいと、パリへわたり、14年間にわたり日常生活を送る中で撮影した。

それらの作品は「街の風景とともに、そのにおいを色濃く残して」おり、ゼラチンシルバープリント(デジタルカメラで撮影した画像をインクジェットプリンターで製版フィルムに出力してネガとし、アナログの印画紙にプリントしたもの)を展示する。

銀城アトムは1951年生まれ、俳優業を経て、1980年より写真をはじめ、雑誌を主体にフリーカメラマンとして活躍し、1985年にフランスにわたり、パリ市立図書館、フランス国立図書館、ナンシー市立ギャラリーなどが収蔵している。14年間パリで活動した後、1999年10月に帰国し、2005年4月6日に死去した。享年54歳。

開場時間は11時から19時(最終日は16時)。毎週火曜日が定休。入場料は510円(税込)。