メトロが銀座駅でクロークサービス実験、期間限定

【銀座新聞ニュース=2016年9月21日】東京地下鉄(東京メトロ、台東区東上野3-19-6)は9月21日から30日まで東京メトロ銀座駅で客の手荷物を一時的に預かるクロークサービスの実証実験を行う。

東京メトロが9月30日まで客の手荷物を一時的に預かるクロークサービスの実証実験を行う地下鉄銀座駅四丁目交差点改札口付近。

東京メトロが9月30日まで客の手荷物を一時的に預かるクロークサービスの実証実験を行う地下鉄銀座駅四丁目交差点改札口付近。

東京メトロがヤマト運輸と協力して、初となるクロークサービスの実証実験をはじめる。地下鉄銀座駅四丁目交差点改札口(A5出口付近)で客の手荷物を、1個につき500円(税込)で当日限りで預かるサービスで、銀座駅周辺をはじめ、東京メトロを利用した他エリアの観光やショッピングなど客がを手ぶらで快適にできるようにする。

通常のコインロッカーに預けられない大きな手荷物を預けることも可能となる。東京メトロではこの実証実験を通じて、今後の事業展開の可能性を検討する。

利用時間は10時から20時で、受付で荷物を預け、その際に引き換えチケットをもらい、受け取りの際には引き換えチケットをわたすと荷物を返してもらえる。預かりは当日中に限る。

また、動物、植物、魚介類、生もの類、貴重品などは預からないとしている。

クロークサービスは銀座三越が本館地下1階と新館1階に手荷物預かり所(無料)を置き、JR東日本が東京駅丸の内北口(1個600円)、東京駅八重洲地下中央口のグランスタ内(1個600円)で行っており、佐川急便が東京駅日本橋口(1個800円)、東京スカイツリー(1個500円)や浅草雷門(1個800円)などで展開、大丸東京店3階でも手荷物預かり所(1個500円)があり、首都圏を中心に広がりを見せている。