TAUが広島カープ「優勝の軌跡」写真展

【銀座新聞ニュース=2016年9月22日】広島県(広島県広島市中区基町10-52、082-228-2111)が運営するアンテナショップ「TAU」(中央区銀座1-6-10、銀座上一ビルディング、03-5579-9952)は9月21日から30日まで写真パネルによる「広島東洋カープ25年ぶりセ・リーグ優勝の軌跡」展を開いている。

TAUで9月30日まで開かれている写真パネルの「広島東洋カープ25年ぶりセ・リーグ優勝の軌跡」展に展示されている25年ぶり優勝の瞬間(写真パネルは中国新聞社が制作)。

TAUで9月30日まで開かれている写真パネルの「広島東洋カープ25年ぶりセ・リーグ優勝の軌跡」展に展示されている25年ぶり優勝の瞬間(写真パネルは中国新聞社が制作)。

9月10日にプロ野球セ・リーグの広島東洋カープは対巨人戦で勝利し、1991年シーズン以来25年ぶり、7回目の優勝を決めた。これを記念して、「たう(TAU)」では広島カープを引っ張る黒田博樹(くろだ・ひろき)投手、新井貴浩(あらた・たかひろ)選手などのベテラン選手の活躍や、菊池涼介(きくち・りょうすけ)選手と丸佳浩(まる・よしひろ)選手の「菊丸コンビ」、野村祐輔(のむら・ゆうすけ)投手の復活、「神ってる」鈴木誠也(すずき・せいや)選手の躍進など、今シーズンの優勝までの軌跡を写真パネルで振り返る。

広島東洋カープは1949年創設された球団で、自動車メーカーのマツダ(旧東洋工業)が30%以上の株式を保有し、創業家の松田家も30%以上を所有している。同年12月にセ・リーグに加盟し、1950年から公式戦に参加し、1952年まで3年連続で最下位(8位、7位、6位)となり、その後もBクラスに低迷し、1968年に初めて3位になった。

1975年に初優勝し、山本浩二(やまもと・こうじ)さんや衣笠祥雄(きぬがさ・さちお)さんらの活躍で1979年に2度目の優勝を記録し、日本シリーズも初めて制し、1980年に2連覇し、2年続けて日本シリーズも勝利した。1984年にリーグ優勝と日本シリーズに勝利し、1986年、1991年とリーグ優勝したが、その後は低迷し、とくに2000年以降は万年Bクラスが続いている。

同じく優勝してファンにあいさつする広島カープの選手たち(東京ドームで)。

同じく優勝してファンにあいさつする広島カープの選手たち(東京ドームで)。

このため、2007年から導入されたプレーオフの「クライマックスシリーズ」に出場した経験がない。2016年シーズンで25年ぶり7回目のリーグ制覇となり、初のクライマックスシリーズへの進出を決めた。9月19日現在、139試合で86勝51敗2分で2位の巨人に16ゲーム差をつけている。