ポーラ銀座でヒグチユウコ「GUSTAVE」展、猫?タコ?蛇?

【銀座新聞ニュース=2016年10月7日】ポーラ・オルビスホールディングス(中央区銀座1-7-7、ポーラ銀座ビル、03-3563-5517)が運営するポーラミュージアムアネックス(ポーラ銀座ビル3階、03-3563-5501)は10月7日から11月20日までHIGUCHI YUKOさんによる「GUSTAVEくん」を開く。

ポーラミュージアムアネックスで11月20日まで開かれるヒグチユウコさんによる「ギュスターヴ(GUSTAVE)くん」の会場風景。原画を拡大したオブジェまで壁に貼り付け、会場全体を絵本の世界に再現している。

ポーラミュージアムアネックスで11月20日まで開かれるヒグチユウコさんによる「ギュスターヴ(GUSTAVE)くん」の会場風景。原画を拡大したオブジェまで壁に貼り付け、会場全体を絵本の世界に再現している。

猫やきのこ、少女などを独特な画風で描く画家でイラストレーターのヒグチユウコ(Higuchi Yuko)さんが9月に絵本「ギュスターヴ(GUSTAVE)くん」(白泉社、税別1400円)を刊行したのを記念して、原画展を開く。また、ぬいぐるみ作家の今井昌代(いまい・まさよ)さんと世界観を共有して共同制作した作品も展示する。

「ギュスターヴくん」は顔が猫、足がタコ、手がヘビというギュスターヴくんとワニくんが登場する絵本で、いたずら好きのギュスターヴくんがつむぎ出す、摩訶不思議な世界を描いている。出版社ではワニ、ウサギ、鳥など幻想的でかわいい動物たちが次々に現れて、見ごたえたっぷり、としている。

6日の内覧会では着ぐるみまで登場した。

6日の内覧会では着ぐるみまで登場した。

会場では、ギュスターヴくんの原画だけでなく、原画を巨大化したオブジェも壁に張り付け、会場全体が絵本「ギュスターヴくん」の世界を再現している。

ヒグチユウコさんは多摩美術大学油画科を卒業、卒業時に福沢一郎賞を受賞、1999年より東京を中心に個展を開いており、ファッションブランドや画材メーカーなどの企業とコラボを展開している。2014年に初の絵本「ふたりのねこ」(祥伝社)で絵本作家としてデビューした。ほかに絵本「せかいいちのねこ」や塗り絵本「ミュージアム(Museum)」などを刊行しており、2015年1月からオリジナルブランド「ギュスターヴ(Gustave)」を展開している。

開場時間は11時から20時。入場は無料。