立川銀座で「ゆうゆう絵本講座」10年展、木村裕一、篠崎三朗ら

【銀座新聞ニュース=2016年10月18日】立川ブラインド工業(港区三田3-1-12、03-5484-6100)の銀座ショールーム(中央区銀座8-8-15、03-3571-1373)地下1階「タチカワ銀座スペースオッテ(Atte)」で10月18日から30日まで「ゆうゆう絵本講座10周年記念展」を開く。

立川ブラインド銀座ショールームで10月8日から30日まで開かれる「ゆうゆう絵本講座10周年記念展」のフライヤー。

立川ブラインド銀座ショールームで10月8日から30日まで開かれる「ゆうゆう絵本講座10周年記念展」のフライヤー。

「あらしのよるに」で知られる絵本、童話作家のきむらゆういち(木村裕一)さんが顧問を務め、絵本作家の宮本(みやもと)えつよしさんが講師を務める一般人を対象とした創作絵本の教室「ゆうゆう絵本講座」(運営は有限会社オフィス遊・目黒区五本木2?11?3、03-3794-1170)が2007年に開講して以来10年を迎えるのを記念して点試合を開く。

出品するのはきむらゆういちさん、宮本えつよしさんをはじめ、篠崎三朗(しのざき・さぶろう)さんら講師陣や絵本作家、生徒など83人の作品約100点を2期にわたって展示する。また、これまでに出版された生徒の絵本や童話も飾る。18日から23日が第1期、25日から30日が第2期で、作品を入れ替える。

ゆうゆう絵本講座は2007年に第1期生を迎えて開講し、現在までに延べ150人以上の生徒が学んでいる。2016年から篠崎三朗さんを講師に迎え、絵本の「絵」に特化したクラスを開講している。

きむらゆういちさんは1948年東京都生まれ、多摩美術大学を卒業、造形教育の指導、テレビ幼児番組のアイディアブレーンなどを経て、絵本・童話作家となり、1995年に「あらしのよるに」(講談社)で講談社出版文化賞絵本賞、産経児童出版文化賞、JR賞、同作品の舞台脚本で斎田喬(さいだ・たかし、1895-1976)戯曲賞を受賞した。

同作品は映画化され、その脚本を担当、2005年に映画「あらしのよるに」が公開され、2007年に日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞、2009年に「オオカミのおうさま」で第15回日本絵本賞を受賞した。現在、純心女子大学客員教授。

開場時間は10時から18時(最終日17時)まで。入場は無料。月曜日は休館。