丸善丸の内で、町田尚子「ネコヅメのよる」原画展

【銀座新聞ニュース=2016年10月15日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は10月17日から11月15日まで3階児童書コーナーで町田尚子さんによる「ネコヅメのよる」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で10月17日から11月15日まで開かれる町田尚子さんの「ネコヅメのよる」原画展に出品される絵本の表紙。

丸善・丸の内本店で10月17日から11月15日まで開かれる町田尚子さんの「ネコヅメのよる」原画展に出品される絵本の表紙。

「愛猫家」で知られる画家の町田尚子(まちだ・なおこ)さんが5月15日に絵本「ネコヅメのよる」(ウエーブ=WAVE=出版、税別1400円)を刊行したのを記念して、原画展を開いている。

「ネコヅメのよる」は町田尚子さんが初めて刊行した「猫の絵本」で、表紙は町田尚子さんが家で飼う愛猫「白木(しらき)」で、絵本の主人公でもあり、白木や仲間の猫たちがくり広げる「不思議で、幻想的で、夢のような“夜猫”の世界」を描いている。

町田尚子さんは1968年東京都生まれ、1991年に武蔵野美術大学短期大学部を卒業、2002年から月刊「新潮45」の表紙(2008年10月号まで)を担当し、絵本に「いるのいないの」と「あずきとぎ』(いずれも文章は京極夏彦=きょうごく・なつひこ=さん)や「うらしまたろう」(文章は山下明生=やました・あきお=さん)、「おばけにょうぼう」(文章は内田麟太郎=うちだ・りんたろう=さん)などがある。

開場時間は9時から21時(最終日20時)まで。