ロイヤルパークでカクテルコンペ優勝の松永勝のカクテル発売

【銀座新聞ニュース=2016年10月22日】大手不動産会社の三菱地所(千代田区大手町1-6-1、大手町ビル)グループのホテル事業統括会社「株式会社ロイヤルパークホテルズアンドリゾーツ」が運営する「ロイヤルパークホテル」(中央区日本橋蛎殻町2-1-1、03-3667-1111)はこのほど、「第4回HBA/KOKUBU共催カクテルコンペティション」の「ジャカール・ローズマウント部門」で優勝した創作カクテル「Oblige-奏でるマリアージュ」を地下1階メインバー「ロイヤルスコッツ」と1階ロビーラウンジ「フォンテーヌ」で発売した。

「第4回HBA/コクブ(KOKUBU)共催カクテルコンペティション」の「ジャカール・ローズマウント部門」で優勝したカクテル「オブリジェ(Oblige)-奏でるマリアージュ」。

「第4回HBA/コクブ(KOKUBU)共催カクテルコンペティション」の「ジャカール・ローズマウント部門」で優勝したカクテル「オブリジェ(Oblige)-奏でるマリアージュ」。

「HBA/KOKUBU共催カクテルコンペティション」は1999年から2年ごとに開かれてきた若手のバーテンダーを対象にした「国分ヤングバーメンズ カクテルコンペティション」を、2013年から一般社団法人「日本ホテルバーメンズ協会(HBA)」と国分グループ本社株式会社との共催にしたもので、2016年に4回目を迎えた。第4回目の応募者総数は約100人で、9月29日のコンペティションでは、全国の支部から選出された30人が創作カクテルで競った。

従来からの若手バーテンダーを対象にした「ヤングバーメンズ・チャレンジ部門」と創作カクテルとしてリキュールのアリーゼを使った「アリーゼ(ショートカクテル)部門」、発泡酒やワインを使った「ジャカール・ローズマウント(ロングカクテル)部門」、ドライジンやウイスキー、ラムを使った「スピリッツ・ウイスキー」部門(ショート、ロングカクテル)」の3部門があり、今回から国分の缶つまレストランシリーズのおつまみとあわせて、それに合うカクテルを創作する。

ショートカクテルはカクテルグラスに入っている氷なしのカクテルで、短い時間で飲むようにする。一方、ロングカクテルは長いグラスに氷も入れたカクテルで、時間をかけて飲めるようにする。「ジャカール・ローズマウント部門」では、K&K缶つまレストラン「オマールエビのオリーブオイル漬け」と合わせたカクテルを創作するのが課題となっていた。

「オブリジェ」を創作してカクテルコンペティションで優勝した松永勝さん。

「オブリジェ」を創作してカクテルコンペティションで優勝した松永勝さん。

「ジャカール・ローズマウント部門」で優勝したのがロイヤルパークホテルのバーテンダーの松永勝(まつなが・まさる)さんで、課題フードの「オマールエビのオリーブオイル漬け」のあっさりした淡泊な味わいを補うように、甘味とコクを出すカシスリキュールと、オリーブオイルを口の中からさらっと流すシャルドネをベースに、パッションフルーツ、ピーチリキュール、グレープフルーツジュースで、爽やかな香りと飲み口を意識して創作されたカクテルが「オブリジェ(Oblige)-奏でるマリアージュ」という。

また、カクテルの名称は音楽用語で「必要不可欠」という意味で、このカクテルには「食事に欠かせず、素材の味を引き立て、至福の旋律を奏でる」という思いが込められ、このようなコンセプトから音符のデコレーションをあしらっている。

料金は1600円(税別)で、オプションで「オマールエビのオリーブオイル漬けマヨネーズかけ」(1200円)も用意している。

ロイヤルパークホテルは1989年6月1日に東京シティエアターミナルに隣接して開業したホテルで、アメリカの「プリファード・ホテル・グループ」の傘下にある「サミット・ホテルズ&リゾーツ」と提携している。地下3階、地上20階建ての高層ホテルで、客室数は419室。

「ロイヤルスコッツ」の営業時間は17時から24時。「フォンテーヌ」は平日が10時(日曜日、祝日は9時)から23時。