丸善丸の内で加藤休ミ「ぼーるとぼく」原画展、ワークショップも

【銀座新聞ニュース=2017年1月12日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は1月10日から2月10日まで3階児童書コーナーで加藤休ミさんによる「ぼーると ぼくと くも」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で2月10日まで開かれている加藤休ミさんの「ぼーると ぼくと くも
」原画展に展示されている絵本の表紙。

クレヨンとクレパスを用い、風景画や食べ物の絵を描く加藤休ミ(かとう・やすみ)さんが1月23日に「らいおんブックス(books)」シリーズとして「ぼーると ぼくと くも」(風涛社、税別1400円)を刊行したのを記念して原画展を開いている。

「ぼーると ぼくと くも」は「あかくておっきなぼーるをみつけたおとこのこ。ところが、さかみちをおりているときにかぜのいきおいで ぼーるが・・・ぼーるとぼく、そらにうかんじゃった」という次々形を変えていく雲との遊びを楽しむ絵本だ。

加藤休ミさんは1976年北海道生まれ、2010年に築地で「魚展」を開催している。2005年に「第5回装画を描くコンペテイション」で入選、2010年に「ともだちやま」(ビリケン出版)で第11回ピンポイント絵本コンペ優秀賞を受賞し、受賞作をもとに新たに描き下ろしている。

28日15時から加藤休ミさんによるワークショップ「あかい ぼーると あそぼうよ!」とサイン会を開く。参加は先着20人で、事前に整理券を配布する。電話予約もできる。

開場時間は9時から21時まで。