丸善日本橋で片岡誠、貫井美保子、江口智己ら「酒宴の器」展

【銀座新聞ニュース=2017年2月16日】丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は2月15日から21日まで3階ギャラリーで江口智己さんらによる「酒宴-酒と料理の器展」を開いている。

丸善・日本橋店で2月21日まで開かれる「酒宴-酒と料理の器展」のフライヤー。

今回は古来より、人と人とがつながる大切なときに開かれるのが「酒宴」で、その「酒宴」を彩る器を展示している。出品しているのは、蟻川誠(ありかわ・まこと)さん、江口智己 (えぐち・ともみ)さん、片岡誠(かたおか・まこと)さん、宮本茂利(みやもと・もり)さんと宮本智子(みやもと・さとこ)さん夫婦が主宰する「新道工房」、竹下努(たけした・つとむ)さん、貫井美保子(ぬくい・みほこ)さんの7人。

蟻川誠さんは1972年群馬県渋川市生まれ、1996年に武蔵野美術大学大学院陶磁専攻を修了、2001年に千葉県千葉市にて築窯、2008年に群馬県渋川市へ工房を移転した。朝日現代クラフト、朝日陶芸展などで入選している。

江口智己さんは1971年東京都生まれ、武蔵野美術大学空間演出デザイン学科中退、千葉県富津市で制作している。

片岡誠さんは1968年愛知県常滑市生まれ、名古屋芸術大学音楽学部器楽科を卒業、常滑市で制作している。

宮本茂利さんは1971年神奈川県横浜市生まれ、大学政経学部を卒業、愛知県立窯業高等技術専門校を卒業、「新道工房」を主宰し、愛知県瀬戸市で制作している。

宮本智子さんは1975年三重県上野市(現伊賀市)生まれ、1996年に短期大学を卒業、1998年に愛知県立窯業高等技術専門校を卒業、1998年から九谷の「青窯」で制作、2000年から瀬戸で修業、2002年に独立して「新道工房」を主宰している。

竹下努さんは1986年長野県生まれ、2007年岐阜県立多治見工業高校専攻科を卒業、「(有)玉山窯」に入社、岐阜県重要無形文化財保持者の玉置保夫(たまおき・やすお)さんに師事、2011年に土岐市織部の日記念事業第4回現代茶陶展で入選、2013年に「玉山窯」を退社、独立し、第20回美濃陶芸庄六賞茶碗展で銀賞を受賞し、岐阜県土岐市で制作している。

1983年愛知県春日井市生まれ、岐阜県本巣市に工房を構える安達健(あだち・たけし)さん、「美山陶房」(愛知県瀬戸市)に所属し、1975年愛知県瀬戸市生まれ、東京造形大学彫刻科卒業、愛知淑徳大学講師で、「美山陶房」(愛知県瀬戸市)に所属する寺田鉄平(てらだ・てっぺい)さん。

貫井美保子さんは東京都文京区生まれ、2001年に愛知県立窯業高等技術専門校を卒業、瀬戸市に「工房聖窯」を構えて制作している。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)まで。入場は無料。