北九州市事務所で漫画展、作品やシティーハンター主人公パネルも

【銀座新聞ニュース=2017年2月26日】福岡県北九州市(福岡県北九州市小倉北区城内1-1、093-582-2525)は2月20日から3月31日まで北九州市東京事務所(千代田区有楽町2-10-1、東京交通会館6階、03-6213-0093)ひまわりテラスで「北九州市漫画ミュージアム」展を開いている。

北九州市東京事務所で3月31日まで開かれている「北九州市漫画ミュージアム」展の入り口風景。

「北九州市漫画ミュージアム」(福岡県北九州市小倉北区浅野2-14-5)の紹介、北条司(ほうじょう・つかさ)さんの「シティーハンター」の主人公「冴羽りょう」とその相棒でヒロインの「槙村香」のパネルが置かれており、記念撮影もできる。また、ゆかり作家のライブラリー(実際に読める)、過去企画展のポスターコレクションなども展示されており、3月1日からは、北九州国際漫画大賞(4コママンガコンテスト)の受賞作品を追加展示する。
「北九州市漫画ミュージアム」は1993年に開業した「小倉興産21号館」内に立地する商業施設「あるあるシティ(City)」内に、2012年8月に開設したミュージアムで、北九州市が運営し、マンガ文化の振興と街のにぎわいを創出するため、幅広い年代層にマンガの楽しさや魅力を伝える拠点施設とされている。

それと並んで小倉駅新幹線口近くに「宇宙海賊キャプテンハーロック」のハーロック、「銀河鉄道999」のメーテル、星野鉄郎のキャラクター銅像が設置されている。

北九州市漫画ミュージアムは北九州出身のマンガ家、松本零士(まつもと・れいじ)さんのおいたちや業績を紹介したコーナーや、マンガの仕組みを紹介したコーナーなどがある。また、北九州出身のマンガ家、関谷ひさし(せきや・ひさし、1928-2008)の仕事机を実物で展示している。閲覧ゾーンでは約5万冊のマンガを自由に読める。開館時間は11時から19時(火曜休館)。入館料は一般400円、中高生200円、小学生100円。

北九州市(旧小倉市、旧久留米市)出身のマンガ家としては、松本零士さん、関谷ひさし、北条司さんのほか、わたせせいぞうさん(兵庫県神戸市生まれ、幼少期より高校まで北九州市育ち)、畑中純(はたなか・じゅん、1950-2012)ら50人以上がおり、現在、名誉会長は松本零士さんが務めている。

開場時間は9時から17時45分で、日曜日、祝祭日は休み。入場は無料。