ノバレーゼ、直営店で花見ロール寿司弁当、銀座三越でも

【銀座新聞ニュース=2017年3月6日】婚礼関連事業の大手、ノバレーゼ(中央区銀座1-8-14、銀座YOMIKOビル、03-5524-1122)は3月3日から4月9日まで直営の創作和食店「SHARI THE TOKYO SUSHI BAR」(中央区銀座2-4-18、アルボーレ銀座ビル8階、03-5524-8788)で、ロール寿司を詰め合わせた「お花見ロール寿司弁当」を販売している。

ノバレーゼが4月9日まで直営の「シャリ ザ トーキョー スシバー(SHARI THE TOKYO SUSHI BAR)」で、販売している「お花見ロール寿司弁当」(12種36巻)。

2016年に続いて、花見の季節に合わせて、「シャリ ザ トーキョー スシバー(SHARI THE TOKYO SUSHI BAR)」の看板メニューの新作ロール寿司4種と人気のある8種の合わせて12種類を3貫ずつ、計36貫を詰め合わせた「特製ロール寿司」(税込4500円)と、ロール寿司9種類を2貫ずつ、計18貫を詰め合わせた「ミニサイズのロール寿司」(税込2400円)を販売している。

また、銀座三越(中央区銀座4-6-16)で3月29日から4月4日まで12種36巻(税込4860円)、9種18巻(2592円)のほかに、9種9巻(1512円)の1人向けランチボックスも販売する。

12種のロール寿司は、桜色をイメージして、サーモン(赤)の上にタイ(白)を巻いた「スプリングロール」、長イモ、卵、梅肉ソースを桜タイで巻いた「桜タイロール」、わらびやゼンマイなど山菜を稲荷揚(いなりあ)げで巻いた「旬山菜の稲荷ロール」、エビ味噌とクリームチーズ、ツナを巻いて、粉末にした桜エビを散らした「桜エビロール」の新作4種。

クリームチーズとカニカマなどを生ハムで巻いた「イタリアンロール」、長イモとヤングコーン、オクラをローストビーフで巻いた「ローストビーフロール」、クリームチーズ、キュウリ、卵などを鶏肉で巻いた「チキンロール」、カニカマ、キュウリ、卵をサラダ菜で巻いた「サラダロール」、玉ねぎ、叩き煎りゴマを牛香味焼きで巻いた「牛香味ロール」、もやし、錦糸玉子をサンマ蒲焼で巻いた「サンマナムルロール」、長イモ、オクラ、ヤングコーンを焼きサバで巻いた「焼きサバロール」、ネギ、玉子、トビコをソフトシェルで巻いた「スパイダーロール」の8種。

ミニサイズのロール寿司(9種18巻)は桜エビロール、旬山菜の稲荷ロール、イタリアンロール、ローストビーフロール、チキンロール、サラダロール、牛香味ロール、スパイダーロール、焼きサバロールの9種類。銀座三越のみで販売する9種9巻はミニサイズのロール寿司を1巻ずつ入れてある。

ノバレーゼは1969年大阪府生まれ、2004年に慶応義塾大学商学部を卒業 し、同年にリクルートに入社、新卒学生を採用する人材開発部に配属されるも、父親が病に倒れ、2005年にリクルートを退職し、家業のひとつ、愛知県名古屋市の結婚式場「株式会社東海会館華寿殿(現株式会社シャンテ」)の経営を任された浅田剛治(あさだ・たけはる)さんが2000年11月に挙式・披露宴に関する企画・運営、サービスを提供する「株式会社ワーカホリック」を資本金1000万円で設立し(2002年12月に「株式会社ノバレーゼ」に変更)、12月にドレスショップ「ノバレーゼ名古屋」を開店した。

2002年2月に東京都港区にドレスショップ「ノバレーゼ青山」を開店し、本社を東京都港区南青山に移した。2003年9月に郊外型ゲストハウス「アマンダンテラス」(名古屋市天白区)を開店し、直営方式の挙式・披露宴会場を運営、2004年1月にドレスショップ「ノバレーゼ銀座」を開店し、9月に総合結婚式場「ザ ロイヤルダイナスティ」(さいたま市大宮区)と「ザ ロイヤルダイナスティ」内に衣裳室(現ドレスショップ「エクリュスポーゼ大宮店」)を開設し、10月に都市型ゲストハウス「葵モノリス」(名古屋市東区)を開店した。

2006年10月に東京証券取引所マザーズに株式を上場し、2009年3月に本社を東京都中央区銀座に移し、5月にドレスショップ「ノバレーゼ銀座」と「ノバレーゼ青山」と統合し、銀座中央通りに移し、10月に再生施設「三滝荘」(広島市西区)を開店、2010年8月に中国・上海市に初の海外子会社を設立、12月に東証市場第1部へ変更した。2011年2月に銀座にレストラン「シャリ・ザ・トウキョウ・スシ・バー」を開店、2012年5月にレストラン「セラフィーナ・ニューヨーク(Serafina NEW YORK)丸の内店」(東京都千代田区)を開店し、2016年3月に浅田剛治さんが会長に、営業本部ゼネラルマネージャーの荻野洋基(おぎの・ひろき)さんが社長に就任した。

2015年12月期の連結売上高は前期比7.5%増の164億円、営業利益が同16.1%増の17億円、経常利益が同17.9%増の17億円、純利益が88.8%増の8億円。ブライダル事業が同6.3%増の151億円で利益が30億円、レストラン事業が同23.6%増の13億円だが、損益面では3億円の赤字となっている。婚礼関連の店舗数は31店(前期は27店、提携含む)、婚礼衣裳関連の店舗数は17店(同15店)、レストランが9店(国内6店、海外が韓国2店、中国1店)。従業員が約1800人(パート、アルバイト含む)。

ただし、投資ファンドのポラリス・キャピタル・グループ(千代田区丸の内1-9-1、グラントウキョウノースタワー38階、03-5223-6780)傘下のNAPホールディングス(千代田区丸の内1-9-1)が2016年10月25日付で発行済み株式の93.28%を取得し、これに伴い、ノバレーゼは11月28日をもって上場を廃止した。

希望者は前日までの電話予約が必要で、受付時間は11時30分から23時。持ち帰りのみで、店内では食べられない。