丸善丸の内で寺島ゆか「よるのようふくやさん」原画展

【銀座新聞ニュース=2017年3月10日】丸善・丸の内本店(千代田区丸の内1-6-4、丸の内オアゾ内、03-5288-8881)は3月6日から27日まで3階児童書コーナーで寺島ゆかさんによる「よるのようふくやさん」原画展を開いている。

丸善・丸の内本店で3月27日まで開かれている寺島ゆかさんの「よるのようふくやさん」原画展に展示される絵本の表紙。

寺島(てらしま)ゆかさんが絵を担当し、穂高順也(ほだか・じゅんや)さんが文章を書いた「よるのようふくやさん」(文溪堂、税別1500円)が3月20日に刊行されるのを記念して原画展を開いている。

「よるのようふくやさん」はナンセンス絵本「よるの・・・」シリーズ第2弾で、洋服屋さんが舞台で、夜になると何が起こるかわからない。まちの洋服屋さんは、おしゃれな洋服がそろっているが、夜に店じまいした店が、真夜中にまたはじまる。しかし、そのお店にやってくるのは、へんなお客ばかり。その中で繰り広げられる摩訶不思議な世界という内容だ。

寺島ゆかさんは宮城県石巻市生まれ、社会人を経て、ニューヨークの大学でイラストを学んで卒業、帰国し、絵本ワークショップ「あとさき塾」で学び、2013年に文章も手がけた「もうママったら!」で絵本作家としてデビュー、2014年に河辺花衣(こうべ・はなえ)さんが文章を担当した「マンドリルおじさんのおなら」を刊行している。

開場時間は9時から21時(最終日20時)まで。