【銀座新聞ニュース=2017年3月29日】リコー（中央区銀座8-13-1、03-6278-2111）グループのリコーイメージング（大田区中馬込1-3-6、03-3777-4250）が運営するギャラリー「リコーイメージングスクエア銀座」（中央区銀座5-7-2、三愛ドリームセンター、03-3289-1521）は3月29日から5月14日まで8階ギャラリーゾーン「A.W.P」でパティ・ボイドさんによる写真展「George,Eric＆Me–パティが見たあの頃」を開いている。
リコーイメージングスクエア銀座で3月29日から5月14日まで開かれるパティ・ボイドさんの写真展「ジョージ、エリック＆ミー（George,Eric＆Meｰパティが見たあの頃」に展示される作品。
イギリスのモデル、写真家で、「ビートルズ」のジョージ・ハリスン（George Harrison、1943-2001）や英国のロックギター奏者のエリック・クラプトン（Eric Patrick Clapton、1945年生まれ）さんの元妻として知られるパトリシア・アン・ボイド（Patricia Anne Boyd、1944年生まれ）さんが元夫たちとのプライベートを撮影した作品展が、2005年のアメリカ・サンフランシスコでの展示を皮切りに、ロンドン、ニューヨーク、トロント、プラハなど世界各地で開催されている。
今回、日本では初めてとなる個展で、カラー作品を中心に約50点を展示販売する。パティ・ボイドさんはジョージ・ハリスンの「サムシング」や「フォー・ユー・ブルー」、エリック・クラプトンさんの「いとしのレイラ」や「ワンダフル・トゥナイト」及び「ベル・ボトム・ブルース」といったラブソングにインスピレーションを与えたとされている。また、会期中、パティ・ボイドさんも来日し、イベントを開く。
ウイキペディアによると、パティ・ボイドさんは1944年英国南西部のサマセットのトーントン生まれ、1948年から1953年の間、ケニアのナイロビで生活し、この間、1952年に両親が離婚し、母親は1953年にタンガニーカ（現在のタンザニア）で再婚し、その後、4人の子どもを連れて英国へ帰郷した。
パティ・ボイドさんは1961年まで修道院付属の寄宿学校で暮らし、1962年にロンドンに移り住み、ファッション雑誌にスカウトされ、モデルとして活動をはじめ、ロンドン、ニューヨーク、パリで活躍し、1964年に19歳のときジョージ・ハリスンと出会い、1966年2月21日に結婚した。
1973年にパティ・ボイドさんは後にローリング・ストーンズのメンバーとなるロン・ウッド（Ronald “Ron” David Wood、1947年生まれ）さんと浮気をし、ジョージ・ハリスンと破局、1974年6月に離婚した。1960年代の終わりにエリック・クラプトンさんとジョージ・ハリスンが親しい友人になり、エリック・クラプトンさんがパティ・ボイドさんに恋心を抱きはじめ、1979年に結婚した（1974年から同棲）。
エリック・クラプトンさんが1970年代に薬物依存症、1980年代にアルコール依存症、交通事故、胃潰瘍を経験し、パティ・ボイドさんを裏切って1984年にイボンヌ・ケリー（Yvonne Kelly）さんと1年間、関係を持ち、1985年1月に彼女との間に娘のルース（Ruth Kelly Clapton）さんが誕生した。
1986年にはイタリア人女優ローリ・デル・サント（el Lory Del Santo、1958年生まれ）さんとの間に息子コナー（Conor、1988-1991）までもうけた。これがパティ・ボイドさんの耳に入り、夫婦関係がさらに悪化し、1988年に離婚した。
2007年に自伝「プルーク」と「ワンダフル・トゥデイ」（ペニー・ジュノー=enny Junor=さんとの共著）が刊行され、自伝には、95万ポンド（約1億3000万円）が前渡金として支払われた。2015年4月30日にロンドンで、不動産開発のロッド・ウエストン（Rod Weston）さんと3度目の結婚をした。
29日13時から学士会館（千代田区神田錦町3-28、03-3292-5936）でパティ・ボイドさんによるアフタヌーントークショー、17時からレイトアフタヌーントークショーを開く。進行役はロバート・ハリス（Robert Harris）さんで、ノルウェーで制作されたフィルムを上映する。
参加費はアフタヌーントークショーが1万円（税込、軽食、ドリンク付）、レイトアフタヌーントークショーが1万5000円（パーティ、フード、アルコールドリンク付、5000円相当のグッズ付）。ただし、すでに締め切っている。
開場時間は11時から19時（最終日は16時）。毎週火曜日が定休。入場料は510円（税込）。