丸善日本橋で関修一展、小島卓と対談も

【銀座新聞ニュース=2017年4月24日】丸善・日本橋店(中央区日本橋2-3-10、03-6214-2001)は4月26日から5月2日まで3階ギャラリーで「『関修一原画展-思い出のキャラクターたち」を開く。

丸善・日本橋店で4月26日から5月2日まで開かれる「『関修一原画展-思い出のキャラクターたち」に出品される「トムソーヤの冒険『芝居のチケット』」((C)NIPPON ANIMATION Co.,LTD)。

キャラクターデザイナーの関修一(せき・しゅういち)さんが2009年、2010年、2012年、2013年、2014年、2015年に続いて開く7回目の個展で、1970年代から1990年代後半にかけて、フジテレビ「世界名作劇場」の「小さなバイキング ビッケ」(1972年)をはじめ、「トム・ソーヤーの冒険」(1980年)や「ペリーヌ物語」(1978年)などの原画最新作約35点を展示販売する。

ウイキペディアなどによると、関修一さんは1946年東京都大田区生まれ、デザイン学校在学中に「TCJ」(現エイケン)に入社、美術担当として背景などを描いていたが、1968年に「サスケ」の動画を担当、1969年に「カムイ外伝」でキャラクターデザインを手がけた。

「世界名作劇場」をはじめ、日本アニメの作品で多くのキャラクターデザインを担当し、1970年にエイケンを退社、「ブラックジャック」や「ドラえもん」などのテレビアニメの原画なども手がけ、現在、フリーとして活動している。
29日15時から関修一さんと東京書籍・書籍編集部の小島卓(こjま・すぐる)さんによるギャラリートークを開く。

関修一さんと小島卓さんは2017年1月24日から26日までクウェートで開かれたクウェート政府主催の「関修一講演会およびワークショップイン(in)クウェート」の模様などについて話をする。

また、期間中、毎日、関修一さんが来場する。

開場時間は9時30分から20時30分(最終日は17時)、入場は無料。26日9時から丸善・日本橋店1階さくら通り側入口で原画購入券の抽選会を開く(1人1枚)。