「神田の肉バル」2周年記念、1日限定で肉とワイン半額

【銀座新聞ニュース=2017年4月23日】「庄や」や「やるき茶屋」など運営する大庄(大田区大森北1-1-10、大森シティビル、03-3763-2181)は4月25日に「神田の肉バル RUMP CAP神田店」(千代田区鍛冶町2-13-10)で2周年記念として「還元半額セールイベント」を開く。

4月25日に「神田の肉バル ランプキャップ(RUMP CAP)神田店」で半額で提供される約2ポンドの肉盛りとワイン。

2015年4月15日に開店した「神田の肉バル ランプキャップ(RUMP CAP)神田店」が4月に開店2周年を迎えたのを記念して、25日17時から閉店時間まで塊肉ステーキ全種(7種)と、ボトルワイン、シャンパン全種(40種以上)を半額で提供する。

「神田の肉バル ランプキャップ」は牛1頭から4キログラムほどしかとれない牛肉の尻上部の適度な霜降りがある赤身肉という希少部位「ランプキャップ」の塊肉ステーキをはじめ、職人が最適な焼き加減で、塊肉のまま炭火焼にする肉を味わえるのが特徴の店としている。

ステーキ類は「ビーフランプキャップ」が通常180グラム1570円(いずれも税別)からを、25日は180グラム785円から提供する。霜降り肉で人気のある「ビーフサーロイン」は180グラム通常1850円からを、180グラム925円から、「ビーフアウトサイドスカート(ハラミ)」は180グラム通常1250円からを、180グラム625円から、T字型の骨を挟み、左右に肉が異なる骨付き部位「Tボーンビーフ」は400グラム通常3980円からを、400グラム1990円からとなる。

ほかに、「フラップミート(カイノミ)」は180グラム通常1200円からを、180グラム600円から、「テンダーロイン(ヒレ)」は150グラム通常2480円からを、150グラム1240円から、限定品の「ハツの炙り」は180グラム通常12000円からを、180グラム600円からで提供する。

各種ボトルワインは通常1800円からが900円から。また、「シャサーニュ・モンラッシェ」(白、赤)は通常7800円が3900円、シャンパンも「ペリエ・ジュエ・ベル・エポック」(数量限定)が通常2万2000円を1万1000円で提供する。

大庄は1968年4月2日に1940年新潟県佐渡市生まれ、日立製作所を経て、滅菌割り箸製造販売会社を経営し、洋食店店長などを経た平辰(たいら・たつ)さんが大田区池上に6坪(19.8平方メートル)の焼き鳥店「とき」を創業したのがはじまりで、1日の売り上げが2000円から3000円が続く中、「客に貸しをつくる」という接客手法で満席にし、1971年11月に千代田区三崎町に「株式会社朱鷺(とき)」を設立、1973年3月、千代田区水道橋に大衆割烹「庄や本家店(庄や1号店)」を開店、1976年7月に「有限会社大庄」を設立した。

1982年10月に「株式会社やる気茶屋」を設立、1989年9月に「有限会社大庄」を合併し、「株式会社大庄」に社名を変更し、本店を大田区に移転、1989年12月に居酒屋「949」チェーンを展開する「株式会社イズプランニング」を買収、1991年4月に定置網漁業、水産物加工販売のため「有限会社グラマー・フィッシュ」に出資し、1992年4月に「株式会社やる気茶屋」を合併し、8月に居酒屋「呑兵衛」を展開する「株式会社木戸商事」に参加し、1993年8月に水産物・水産加工物販売のため「米川水産株式会社」に資本参加した。

1994年7月に東京証券取引所店頭市場に株式公開し、1995年6月に讃岐食品株式会社より「讃岐茶屋」店を買収し、1996年10月にセントラルキッチン機能を持つ食品工場が大田区に完成、12月に欧風家庭料理レストラン「マ・メゾン」を買収、1997年3月に「ミヤビ(MIYABI)」の食パン製造販売のため「株式会社ディー・エスぎをんボローニャ」を設立、5月に東京証券取引所2部に上場、1999年2月に東京証券取引所1部に指定替え、4月に病院・福祉施設での給食施設運営を目的に「株式会社アルス」を設立した。

1999年8月に「株式会社木戸商事」などを吸収合併、2003年1月に「総合科学新潟研究所」を開設し、2003年3月に居酒屋「栄太郎」チェーンを展開する「株式会社栄太郎」を合併、2005年4月に「とん兵衛」グループ10店を取得して関西に進出、2005年11月に「有限会社グラマー・フィッシュ」を合併、2006年8月に「株式会社エム・アイ・プランニング」を持分法適用関連会社とし、2007年9月に「佐渡C50」を製造する「新潟県佐渡海洋深層水株式会社」を子会社化し、2008年12月に「株式会社寿司岩」より江戸前寿司「築地寿司岩」の事業譲渡を受けた。

2011年9月に株式会社イズ・プランニングと株式会社寿司岩を合併し、2013年8月にサービス付高齢者向け住宅事業「スマイル・メゾン曳舟」を開設、2014年8月に本社を大森シティビルに移転(旧本社ビルはヒューリックに売却)し、9月に平辰さんが取締役相談役に退き、1966年生まれ、1990年8月にアメリカ・サンタモニカカレッジを卒業、1991年にサントリーに入社、1994年11月に大庄に入社、新業態店舗推進部長を経て、2000年11月に取締役、2012年11月に取締役副社長の長男の平了寿(たいら・かずとし)さんが社長に昇格した。

現在、直営538店、フランチャイズ店179店の717店を運営、年商685億円(2016年8月期)、営業損失2400万円、経常損失7300万円、純損益が14億円の黒字を計上している。

25日は17時から行列がなくなるまで(あるいは商品がなくなるまで)、営業時間を延長する。