ピカデリー「ピーチガール」、山本美月、伊野尾慧ら舞台挨拶

【銀座新聞ニュース=2017年5月13日】松竹(中央区築地4-1-1、東劇ビル、03-5550-1533)は5月20日から丸の内ピカデリー(千代田区有楽町2-5-1、有楽町マリオン、03-3201-2881)で一般公開する「ピーチガール」の初日に山本美月さん、伊野尾慧さんらによる舞台あいさつを開く。

5月20日から一般公開される「ピーチガール」((C)2017「ピーチガール」製作委員会)。

20日9時の回上映終了後と12時30分の回上映前に、監督の神徳幸治(しんとく・こうじ)さんをはじめ、主人公の女子高生「安達もも」役の山本美月(やまもと・みづき)さん、ももの恋人「岡安浬」役の伊野尾慧(いのお・けい)さん、ももの中学時代からの同級生「東寺ヶ森一矢」役の真剣佑(まっけん・ゆう)さん、女子高生「柏木沙絵」役の永野芽郁(ながの・めい)さんが舞台に登場してあいさつする。

「ピーチガール」は上田美和(うえだ・みわ)さんが少女向け月刊マンガ誌「別冊フレンド」(講談社)の1997年10月号から2004年1月号まで連載したマンガが原作で、1999年に「第23回講談社漫画賞」少女部門賞を受賞している。単行本は講談社コミックスフレンドBから全18巻が発売され、総発行部数は1400万部を超えている。

また、「別冊フレンド」2004年10月号から2005年6月号までスピンオフ作品の「裏ピーチガール」が連載され(その後休刊)、2016年から、月2回刊の女性向けマンガ誌「ビーラブ(BE-LOVE)」(講談社)に「ピーチガールネクスト(NEXT)」が連載されている。

2001年にこの原作を元に台湾でテレビドラマ「蜜桃女孩-Peach Girl」が制作放送され、日本でも2006年に放送された。2005年にはテレビアニメが日本国内で制作され、2005年1月8日から6月25日までテレビ東京系で放送された。

今回の実写化では、「モテキ」や「バクマン。」など監督の大根仁(おおね・ひとし)さんの作品でチーフ助監督を務めた神徳幸治さんが劇場用映画初監督を務めた。

物語は安達ももが純粋でマジメな性格にもかかわらず、ギャル風な外見のせいで、周囲から誤解されて悩んでおり、ももの欲しがるものを手に入れるためには手段を選ばない友達の柏木沙絵は、ももが一途に思いを寄せる硬派でシャイなとーじを横取りすべく、ももにさまざまな罠をかけていく。

そんなもものピンチを救った学校一のモテ男・カイリは、ももの一番の理解者として、次第にももに好意を寄せはじめる。とーじとカイリ、まったくタイプの異なる2人の間で、ももの気持ちが揺れていく。

神徳幸治さんは大阪府生まれ、2000年で「モー娘。走る!ピンチランナー」で助監督を務め、2006年に「トリック 劇場版2」や2008年に「砂時計」、2011年に「モテキ」、2015年に「バクマン。」などで助監督を担当した。2012年にテレビドラマ「天の方舟」で監督を務め、2015年にテレビドラマ「フラガールと犬のチョコ」などで監督を手がけ、2017年に「ピーチガール」で映画初監督を務め、2018年に映画「ハニー(honey)」の監督も手がけている。

チケットはすでに「チケットぴあ」を通じて、先行抽選を販売しており、締め切りは15日11時。17日10時から一般発売する。料金は全席指定で2000円均一。